問70
プロセスイノベーションに関する記述として、適切なものはどれか。
ア 競争を経て広く採用され、結果として事実上の標準となる。
イ 製品の品質を向上する革新的な製造工程を開発する。
ウ 独創的かつ高い技術を基に革新的な新製品を開発する。
エ 半導体の製造プロセスをもっている他企業に製造を委託する。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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29 | 30 |
プロセスイノベーションに関する記述として、適切なものはどれか。
ア 競争を経て広く採用され、結果として事実上の標準となる。
イ 製品の品質を向上する革新的な製造工程を開発する。
ウ 独創的かつ高い技術を基に革新的な新製品を開発する。
エ 半導体の製造プロセスをもっている他企業に製造を委託する。
サイトアクセス者の総人数に対して、最終成果である商品やサービスの購入に至る人数の割合を高める目的でショッピングサイトの画面デザインを見直すことにした。効果を測るために、見直し前後で比較すべき、効果を直接示す値はどれか。
ア ROAS (Return On Advertising Spend)
イ コンバージョン率
ウ バナー広告のクリック率
エ ページビュー
プロダクトライフサイクルにおける成熟期の特徴はどれか。
ア 市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが、投資も必要である。
イ 需要が大きくなり、製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し、新品種の追加やコストダウンが重要となる。
ウ 需要が減ってきて、撤退する企業も出てくる。この時期の強者になれるかどうかを判断し、代替市場への進出なども考える。
エ 需要は部分的で、新規需要開拓が勝負である。特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要である。
企業経営で用いられるコアコンピタンスを説明したものはどれか。
ア 企業全体の経営資源の配分を有効かつ統合的に管理し、経営の効率向上を図ることである。
イ 競争優位の源泉となる、他社よりも優越した自社独自のスキルや技術などの強みである。
ウ 業務プロセスを根本的に考え直し、抜本的にデザインし直すことによって、企業のコスト、品質、サービス、スピードなどを劇的に改善することである。
エ 最強の競合相手又は先進企業と比較して、製品、サービス、オペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。
非機能要件項目はどれか。
ア 新しい業務の在り方や運用に関わる業務手順、入出力情報、組織、責任、権限、業務上の制約などの項目
イ 新しい業務の遂行に必要なアプリケーションシステムに関わる利用者の作業、システム機能の実現範囲、機能間の情報の流れなどの項目
ウ 経営戦略や情報戦略に関わる経営上のニーズ、システム化・システム改善を必要とする業務上の課題、求められる成果・目標などの項目
エ システム基盤に関わる可用性、性能、拡張性、運用性、保守性、移行性などの項目
投資案件において、5年間の投資効果をROI (Return On Investment) で評価した場合、四つの案件a〜dのうち、最もROIが高いものはどれか。ここで、割引率は考慮しなくてもよいものとする。
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a│ 年目 │ │ 1 │ 2 │ 3 │ 4 │ 5 │
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│ 利益 │ │ 15 │ 30 │ 45 │ 30 │ 15 │
├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
│投資額│100│ │ │ │ │ │
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b│ 年目 │ │ 1 │ 2 │ 3 │ 4 │ 5 │
├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
│ 利益 │ │105│ 75 │ 45 │ 15 │ 0 │
├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
│投資額│200│ │ │ │ │ │
└───┴───┴───┴───┴───┴───┴───┘
┌───┬───┬───┬───┬───┬───┬───┐
c│ 年目 │ │ 1 │ 2 │ 3 │ 4 │ 5 │
├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
│ 利益 │ │ 60 │ 75 │ 90 │ 75 │ 60 │
├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
│投資額│300│ │ │ │ │ │
└───┴───┴───┴───┴───┴───┴───┘
┌───┬───┬───┬───┬───┬───┬───┐
d│ 年目 │ │ 1 │ 2 │ 3 │ 4 │ 5 │
├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
│ 利益 │ │105│105│105│105│105│
├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
│投資額│400│ │ │ │ │ │
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ア a イ b ウ c エ d
ビッグデータの活用事例を、ビッグデータの分析結果のフィードバック先と反映タイミングで分類した場合、表中の d に該当する活用事例はどれか。
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│分析結果の反映タイミング│
├──────┬─────┤
│一定期間ごと│ 即時 │
┌────────┬────┼──────┼─────┤
│ 分析結果の │顧客全体│ a │ b │
│ ├────┼──────┼━━━━━┥
│フィードバック先│顧客個々│ c ┃ d ┃
└────────┴────┴──────┸━━━━━┛
ア 会員カードを用いて収集・蓄積した大量の購買データから、一人一人の嗜好を分析し、その顧客の前月の購買額に応じて、翌月のクーポン券を発行する。
イ 会員登録をした来店客のスマートフォンから得られる位置データと、来店客の購買履歴データを基に、近くの売場にある推奨商品をスマートフォンに表示する。
ウ 系列店の過去数年分のPOSデータから月ごとに最も売れた商品のランキングを抽出し、現在の月に該当する商品の映像を店内のディスプレイに表示する。
エ 走行中の自動車から、車両の位置、速度などを表すデータをクラウド上に収集し分析することによって、各道路の現在の混雑状況をWebサイトに公開する。
BI (Business Intelligence) の活用事例として、適切なものはどれか。
ア 競合する他社が発行するアニュアルレポートなどの刊行物を入手し、経営戦略や財務状況を把握する。
イ 業績の評価や経営戦略の策定を行うために、業務システムなどに蓄積された膨大なデータを分析する。
ウ 電子化された学習教材を社員がネットワーク経由で利用することを可能にし、学習・成績管理を行う。
エ りん議や決裁など、日常の定型的業務を電子化することによって、手続を確実に行い、処理を迅速にする。
オンデマンド型のサービスはどれか。
ア インターネットサイトで購入したDVDで視聴する映画
イ 出版社が部数を決めてオフセット印刷した文庫本
ウ 定期的に決められたスケジュールでスマートフォンに配信されるインターネットニュース
エ 利用者の要求に応じてインターネット上で配信される再放送のドラマ
エンタープライズアーキテクチャを構成するアプリケーションアーキテクチャについて説明したものはどれか。
ア 業務に必要なデータの内容、データ間の関連や構造などを体系的に示したもの
イ 業務プロセスを支援するシステムの機能や構成などを体系的に示したもの
ウ 情報システムの構築・運用に必要な技術的構成要素を体系的に示したもの
エ ビジネス戦略に必要な業務プロセスや情報の流れを体系的に示したもの
A社では、自然災害などの際の事業継続を目的として、業務システムのデータベースのバックアップを取得している。その状況について、“情報セキュリティ管理基準 (平成28年)”に従って実施した監査結果として判明した状況のうち、監査人が指摘事項として監査報告書に記載すべきものはどれか。
ア バックアップ取得手順書を作成し、取得担当者を定めていた。
イ バックアップを取得した電子記録媒体からデータベースを復旧する試験を、事前に定めたスケジュールに従って実施していた。
ウ バックアップを取得した電子記録媒体を、機密保持を含む契約を取り交わした外部の倉庫会社に委託保管していた。
エ バックアップを取得した電子記録媒体を、業務システムが稼働しているサーバの近くで保管していた。
経営者が社内のシステム監査人の外観上の独立性を担保するために講じる措置として、最も適切なものはどれか。
ア システム監査人にITに関する継続的学習を義務付ける。
イ システム監査人に必要な知識や経験を定めて公表する。
ウ システム監査人の監査技法研修制度を設ける。
エ システム監査人の所属部署を内部監査部門とする。
システム監査人がインタビュー実施時にすべきことのうち、最も適切なものはどれか。
ア インタビューで監査対象部門から得た情報を裏付けるための文書や記録を入手するよう努める。
イ インタビューの中で気が付いた不備事項について、その場で監査対象部門に改善を指示する。
ウ 監査対象部門内の監査業務を経験したことのある管理者をインタビューの対象者として選ぶ。
エ 複数の監査人でインタビューを行うと記録内容に相違が出ることがあるので、1人の監査人が行う。
ディスク障害時に、フルバックアップを取得してあるテープからディスクにデータを復元した後、フルバックアップ取得時以降の更新後コピーをログから反映させてデータベースを回復する方法はどれか。
ア チェックポイントリスタート
イ リブート
ウ ロールバック
エ ロールフォワード
システムの移行テストを実施する主要な目的はどれか。
ア 確実性や効率性の観点で、既存システムから新システムへの切替え手順や切替えに伴う問題点を確認する。
イ 既存システムの実データのコピーを利用して、新システムでも十分な性能が得られることを確認する。
ウ 既存の他システムのプログラムと新たに開発したプログラムとのインタフェースの整合性を確認する。
エ 新システムが、要求された全ての機能を満たしていることを確認する。
サービスマネジメントのプロセス改善におけるベンチマーキングはどれか。
ア ITサービスのパフォーマンスを財務、顧客、内部プロセス、学習と成長の観点から測定し、戦略的な活動をサポートする。
イ 業界内外の優れた業務方法 (ベストプラクティス) と比較して、サービス品質及びパフォーマンスのレベルを評価する。
ウ サービスのレベルで可用性、信頼性、パフォーマンスを測定し、顧客に報告する。
エ 強み、弱み、機会、脅威の観点からITサービスマネジメントの現状を分析する。
ITサービスマネジメントにおける問題管理プロセスにおいて実施することはどれか
ア インシデントの発生後に暫定的にサービスを復旧させ、業務を継続できるようにする。
イ インシデントの発生後に未知の根本原因を特定し、恒久的な解決策を策定する。
ウ インシデントの発生に備えて、復旧のための設計をする。
エ インシデントの発生を記録し、関係する部署に状況を連絡する。
図のアローダイアグラムから読み取れることとして、適切なものはどれか。ここで、プロジェクトの開始日を1日目とする。
ア 作業Cを最も早く開始できるのは6日目である。
イ 作業Dはクリテイカルパス上の作業である。
ウ 作業Eの総余裕時間は30日である。
エ 作業Fを最も遅く開始できるのは11日目である。
ある組織では、プロジェクトのスケジュールとコストの管理にアーンドバリューマネジメントを用いている。期間10日間のプロジェクトの、5日目の終了時点の状況は表のとおりである。この時点でのコスト効率が今後も続くとしたとき、完成時総コスト見積り
(EAC) は何万円か。
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│ 管理項目 │金額(万円)│
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│完成時総予算(BAC) │ 100 │
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│プランドバリュー(PV)│ 50 │
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│アーンドバリュー(EV)│ 40 │
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│実コスト(AC) │ 60 │
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ア 110 イ 120 ウ 135 エ 150
プロジェクトマネジメントにおいて、目的1をもつプロセスと目的2をもつプロセスとが含まれる対象群はどれか。
〔目的〕
目的1:プロジェクトの目標、成果物、要求事項及び境界を明確にする。
目的2:プロジェクトの目標や成果物などの変更によって生じる、プロジェクトの機会となる影響を最大化し、脅威となる影響を最小化する。
ア コミュニケーション
イ スコープ
ウ 調達
エ リスク