問21
変形を感知するセンサを用いると、高架道路などの状態などを監視してメンテナンスすることが可能である。この目的で使用されているセンサはどれか。
ア サーミスタ
イ ジャイロ
ウ ひずみゲージ
エ ホール素子
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
変形を感知するセンサを用いると、高架道路などの状態などを監視してメンテナンスすることが可能である。この目的で使用されているセンサはどれか。
ア サーミスタ
イ ジャイロ
ウ ひずみゲージ
エ ホール素子
分解能が8ビットのD/A変換器に、ディジタル値0を入力したときの出力電圧が0Vとなり、ディジタル値128を入力したときの出力電圧が2.5Vとなる場合、最下位の1ビットの変化による当該D/A変換器の出力電圧の変化は何Vか。
ア 2.5/128
イ 2.5/255
ウ 2.5/256
エ 2.5/512
仮想記憶方式のコンピュータにおいて、実記憶に割り当てられるページ数は3とし、追い出すページを選ぶアルゴリズムは、FIFOとLRUの二つを考える。あるタスクのページのアクセス順序が
1, 3, 2, 1, 4, 5, 2, 3, 4, 5 のとき、ページを置き換える回数の組み合わせとして適切なものはどれか。
┌────┬────┐
│FIFO│ LRU │
┌─┼────┼────┤
│ア│ 3 │ 2 │
├─┼────┼────┤
│イ│ 3 │ 6 │
├─┼────┼────┤
│ウ│ 4 │ 3 │
├─┼────┼────┤
│エ│ 5 │ 4 │
└─┴────┴────┘
A、Bという名の複数のディレクトリが、図に示す構造で管理されている。“\B\A\B”がカレントディレクトリになるのは、カレントディレクトリをどのように移動した場合か。ここで、ディレクトリの指定は次の方法によるものとし、→は移動の順序を示す。
〔ディレクトリ指定方法〕
(1) ディレクトリは、“ディレクトリ名\…\ディレクトリ名”のように、経路上のディレクトリを順に“\”で区切って並べた後に、“\”とディレクトリ名を指定する。
(2) カレントディレクトリは、“.”で表す。
(3) 1階層上のディレクトリは、“..”で表す。
(4) 始まりが“\”のときは、左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5) 始まりが“\”、“.”、“..”のいずれでもないときは、左端に“.\”が省略されているものとする。
ア \A → ..\B → .\A\B
イ \B → .\B\A → ..\B
ウ \B → \A → \B
エ \B\A → ..\B
図の送信タスクから受信タスクにT秒間連続してデータを送信する。1秒当たりの送信量をS 、1秒当たりの受信量をRとしたとき、バッファがオーバフローしないバッファサイズLを表す関係式として適切なものはどれか。ここで、受信タスクよりも送信タスクの方が転送速度は速く、次の転送開始までの時間間隔は十分にあるものとする。
┌─────┐ ┌─────┐ ┌─────┐
│送信タスク├─→│バッファ ├─→│受信タスク│
│ │ S│サイズ:L│ R│ │
└─────┘ └─────┘ └─────┘
ア L < (R - S)×T
イ L < (S - R)×T
ウ L ≧ (R - S)×T
エ L ≧ (S - R)×T
四つのジョブA〜Dを次の条件で実行し印刷する。全ての印刷が完了するのは、ジョブを起動してから何秒後か。
〔条件〕
(1) ジョブは一斉に起動され、多重度1で実行される。
(2) 優先順位はAが最も高く、B、C、Dの順に低くなる。
(3) 各ジョブの実行後、スプーリング機能が1台のプリンタを用いて逐次印刷を行う。
(4) 各ジョブを単独で実行した場合の実行時間と印刷時間は、表のとおりである。
(5) その他のオーバヘッドは考慮しない。
単位 秒
┌───┬────┬────┐
│ジョブ│実行時間│印刷時間│
├───┼────┼────┤
│ A │ 50│ 50│
├───┼────┼────┤
│ B │ 30│ 40│
├───┼────┼────┤
│ C │ 20│ 30│
├───┼────┼────┤
│ D │ 40│ 20│
└───┴────┴────┘
ア 100 イ 160 ウ 190 エ 280
ページング方式の説明として、適切なものはどれか。
ア 仮想記憶空間と実記憶空間をそれぞれ固定長の領域に区切り、対応づけて管理する方式
イ 主記憶装置の異なった領域で実行できるように、プログラムを再配置する方式
ウ 主記憶装置を、同時に並行して読み書き可能な複数の領域に分ける方式
エ 補助記憶装置に、複数のレコードをまとめて読み書きする方式
稼働率Rの装置を図のように接続したシステムがある。このシステム全体の稼働率を表す式はどれか。ここで、並列に接続されている部分はどちらかの装置が稼働していればよく、直列に接続されている部分は両方の装置が稼働していなければならない。
┌───┐ ┌───┐
┌─┤ R ├─┐ ┌─┤ R ├─┐
│ └───┘ │ │ └───┘ │
──┤ ├─┤ ├─
│ ┌───┐ │ │ ┌───┐ │
└─┤ R ├─┘ └─┤ R ├─┘
└───┘ └───┘
ア (1− (1 − R2))2
イ 1− (1 − R2)2
ウ (1− (1 − R)2)2
エ (1− (1 − R)4
ベンチマークテストの説明として、適切なものはどれか。
ア 監視・計測用のプログラムによってシステムの稼働状態や資源の状況を測定し、システム構成や応答性能のデータを得る。
イ 使用目的に合わせて選定した標準的なプログラムを実行させ、システムの処理性能を測定する。
ウ 将来の予測を含めて評価する場合などに、モデルを作成して模擬的に実験するプログラムでシステム性能を評価する。
エ プログラムを実際には実行せずに、机上でシステムの処理を解析して、個々の命令の出現回数や実行回数の予測値から処理時間を推定し、性能を評価する。
システムの性能を向上させるために、スケールアウトが適しているシステムはどれか。
ア 一連の大きな処理を一括して実行しなければならないので、並列処理が困難な処理が中心のシステム
イ 参照系のトランザクションが多いので、複数のサーバで分散処理を行っているシステム
ウ データを追加するトランザクションが多いので、データの整合性を取るためのオーバヘッドを小さくしなければならないシステム
エ 同一のマスタデータベースがシステム内に複数配置されているので、マスタを更新する際にはデータベース間で整合性を保持しなければならないシステム
4Tバイトのデータを格納できるようにRAID1の外部記憶装置を構成するとき、フォーマット後の記憶容量が1Tバイトの磁気記憶装置は少なくとも何台必要か。
ア 4 イ 5 ウ 6 エ 8
USB3.0の説明として、適切なものはどれか。
ア 1クロックで2ビットの情報を伝送する4対の信号線を使用し、最大1Gビット/秒のスループットをもつインタフェースである。
イ PCと周辺機器とを接続するATA仕様をシリアル化したものである。
ウ 音声、映像などに適したアイソクロナス転送を採用しており、ブロードキャスト転送モードをもつシリアルインターフェースである。
エ スーパースピードと呼ばれる5Gビット/秒のデータ転送モードを持つシリアルインタフェースである。
キャッシュの書込み方式には、ライトスルー方式とライトバック方式がある。ライトバック方式を使用する目的として、適切なものはどれか。
ア キャッシュと主記憶の一貫性 (コヒーレンシ) を保ちながら、書込みを行う。
イ キャッシュミスが発生したときに、キャッシュの内容の主記憶への書き戻しを不要にする。
ウ 個々のプロセッサがそれぞれのキャッシュをもつマルチプロセッサシステムにおいて、キャッシュ管理をライトスルー方式よりも簡単な回路構成で実現する。
エ プロセッサから主記憶への書込み頻度を減らす。
動作クロック周波数が700MHzのCPUで、命令実行に必要なクロック数及びその命令の出現率が表に示す値である場合、このCPUの性能は約何MIPSか。
┌───────────┬────────┬─────┐
│ 命令の種別 │命令実行に必要な│出現率(%)│
│ │ クロック数 │ │
├───────────┼────────┼─────┤
│レジスタ間演算 │ 4 │ 30 │
├───────────┼────────┼─────┤
│メモリ・レジスタ間演算│ 8 │ 60 │
├───────────┼────────┼─────┤
│無条件分岐 │ 10 │ 10 │
└───────────┴────────┴─────┘
ア 10 イ 50 ウ 70 エ 100
顧客番号をキーとして顧客データを検索する場合、2分探索を使用するのが適しているものはどれか。
ア 顧客番号から求めたハッシュ値が指し示す位置に配置されているデータ構造
イ 顧客番号に関係なく、ランダムに配置されているデータ構造
ウ 顧客番号の昇順に配置されているデータ構造
エ 顧客番号をセルに格納し、セルのアドレス順に配置されているデータ構造
関数 f(x, y)が次のとおり定義されているとき、f(775, 527)の値は幾らか。ここで、x mod y は x を y で割った余りを返す。
f(x, y): if y = 0 then return x else return f(y, x mod y)
ア 0 イ 31 ウ 248 エ 527
次の流れ図は、シフト演算と加算の繰返しによって、2進整数の乗算を行う手順を表したものである。この流れ図中のa、bの組合せとして、適切なものはどれか。ここで、乗数と被乗数は符号なしの16ビットで表される。X、Y、Z
は32ビットのレジスタであり、桁送りには論理シフトを用いる。 最下位ビットを第0ビットと記す。
┌───────┬────────────────────┐
│ a │ b │
┌─┼───────┼────────────────────┤
│ア│Yの第0ビット│Xを1ビット左シフト、Yを1ビット右シフト│
├─┼───────┼────────────────────┤
│イ│Yの第0ビット│Xを1ビット右シフト、Yを1ビット左シフト│
├─┼───────┼────────────────────┤
│ウ│Yの第15ビット│Xを1ビット左シフト、Yを1ビット右シフト│
├─┼───────┼────────────────────┤
│エ│Yの第15ビット│Xを1ビット右シフト、Yを1ビット左シフト│
└─┴───────┴────────────────────┘
データ構造の一つであるリストは、配列を用いて実現する場合と、ポインタを用いて実現する場合とがある。配列を用いて実現する場合の特徴はどれか。ここで、配列を用いたリストは、配列に要素を連続して格納することによって構成し、ポインタを用いたリストは、要素から次の要素へポインタで連結することによって構成するものとする。
ア 位置を指定して、任意のデータに直接アクセスすることができる。
イ 並んでいるデータの先頭に任意のデータを効率的に挿入することができる。
ウ 任意のデータの参照は効率的ではないが、削除や挿入の操作を効率的に行える。
エ 任意のデータを別の位置に移動する場合、隣接するデータを移動せずにできる。
XとYの否定論理積X NAND Yは、NOT(X AND Y) として定義される。X OR Y をNANDだけを使って表した論理式はどれか。
ア ((X NAND Y) NAND X) NAND Y
イ (X NAND X) NAND (Y NAND Y)
ウ (X NAND Y) NAND (X NAND Y)
エ X NAND (Y NAND (X NAND Y))
0以外の数値を浮動小数点表示で表現する場合、仮数部の最上位桁が0以外になるように、桁合わせする操作はどれか。ここで、仮数部の表現方法は、絶対値表現とする。
ア 切上げ
イ 切捨て
ウ 桁上げ
エ 正規化