問21
FPGAなどに実装するディジタル回路を記述して、直接論理合成するために使用されるものはどれか。
ア DDL イ HDL ウ UML エ XML
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。
ア 主にキャッシュメモリとして使用される。
イ データを保持するためのリフレッシュ又はアクセス動作が不要である。
ウ メモリセル構成が単純なので、ビット当たりの単価が安くなる。
エ メモリセルにフリップフロップを用いてデータを保存する。
OSS (Open Source Software) における、ディストリビュータの役割はどれか。
ア OSSやアプリケーションソフトウェアを組み合わせて、パッケージにして提供する。
イ OSSを開発し、活動状況をWebで公開する。
ウ OSSを稼働用のコンピュータにインストールし、動作確認を行う。
エ OSSを含むソフトウェアを利用したシステムの提案を行う。
仮想記憶方式で、デマンドページングと比較したときのプリページングの特徴として、適切なものはどれか。ここで、主記憶には十分な余裕があるものとする。
ア 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしておくので、実際に必要となったときの補助記憶へのアクセスによる遅れを減少できる。
イ 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしておくので、ページフォールトが多く発生し、OSのオーバヘッドが増加する。
ウ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記憶にロードするので、主記憶への不必要なページのロードを避けることができる。
エ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記憶にロードするので、将来必要となるページの予想が不要である。
三つの資源X〜Zを占有して処理を行う四つのプロセスA〜Dがある。各プロセスは処理の進行に伴い、表中の数値の順に資源を占有し、実行終了時に三つの資源を一括して解放する。プロセスAと同時にもう一つプロセスを動かした場合に、デッドロックを起こす可能性があるプロセスはどれか。
┌────┬───────────┐
│ │ 資源の占有順序 │
│プロセス├───┬───┬───┤
│ │資源X│資源Y│資源Z│
├────┼───┼───┼───┤
│ A │ 1 │ 2 │ 3 │
├────┼───┼───┼───┤
│ B │ 1 │ 2 │ 3 │
├────┼───┼───┼───┤
│ C │ 2 │ 3 │ 1 │
├────┼───┼───┼───┤
│ D │ 3 │ 2 │ 1 │
└────┴───┴───┴───┘
ア B、C、D
イ C、D
ウ Cだけ
エ Dだけ
記憶領域の動的な割当て及び解放を繰り返すことによって、どこからも利用できない記憶領域が発生することがある。このような記憶領域を再び利用可能にする機能はどれか。
ア ガーベジコレクション
イ スタック
ウ ヒープ
エ フラグメンテーション
次のシステムにおいて、ピーク時間帯のCPU使用率は何%か。ここで、トランザクションはレコードアクセス処理と計算処理から成り、レコードアクセスはCPU処理だけで入出力は発生せず、OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また、1日のうち発生するトランザクション数が最大になる1時間をピーク時間帯と定義する。
〔システムの概要〕
(1) CPU数: 1個
(2) 1日に発生する平均トランザクション数: 54,000件
(3) 1日のピーク時間帯におけるトランザクション数の割合: 20%
(4) 1トランザクション当たりの平均レコードアクセス数: 100レコード
(5) 1レコードアクセスに必要な平均CPU時間: 1ミリ秒
(6) 1トランザクション当たりの計算処理に必要な平均CPU時間: 100ミリ秒
ア 20 イ 30 ウ 50 エ 60
複数のサーバを用いて構築されたシステムに対するサーバコンソリデーションの説明として、適切なものはどれか。
ア 各サーバに存在する複数の磁気ディスクを、特定のサーバから利用できるようにして、資源の有効活用を図る。
イ 仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少なくすることによって、サーバ機器の管理コストを削減する。
ウ サーバのうちいずれかを監視専用に変更することによって、システム全体のセキュリティを強化する。
エ サーバの故障時に正常なサーバだけで瞬時にシステムを再構成し、サーバ数を減らしてでも運転を継続する。
現状のHPC (High Performance Computing) マシンの構成を、次の条件で更新することにした。更新後の、ノード数と総理論ピーク演算性能はどれか。ここで、総理論ピーク演算性能は、コア数に比例するものとする。
〔現状の構成〕
(1) 一つのコアの理論ピーク演算性能は10G FLOPSである。
(2) 一つのノードのコア数は8である。
(3) ノード数は1,000である。
〔更新条件〕
(1) 一つのコアの理論ピーク演算性能を現状の2倍にする。
(2) 一つのノードのコア数を現状の2倍にする。
(3) 総コア数を現状の4倍にする。
┌─────┬──────────┐
│ ノード数 │総理論ピーク演算性能│
│ │ (TFLOPS) │
┌─┼─────┼──────────┤
│ア│ 2,000 │ 320 │
├─┼─────┼──────────┤
│イ│ 2,000 │ 640 │
├─┼─────┼──────────┤
│ウ│ 4,000 │ 320 │
├─┼─────┼──────────┤
│エ│ 4,000 │ 640 │
└─┴─────┴──────────┘
3D映像の立体視を可能とする仕組みのうち、アクティブシャッタ方式の説明として、適切なものはどれか。
ア 専用の特殊なディスプレイに右目用、左目用の映像を同時に描画し、網目状のフィルタを用いてそれぞれの映像が右目と左目に入るようにして、裸眼立体視を可能とする。
イ ディスプレイに赤色と青色で右目用、左目用の映像を重ねて描画し、一方のリム (フレームにおいてレンズを囲む部分) に赤、他方のリムに青のフィルタを付けた眼鏡で見ることによって、立体視を可能とする。
ウ ディスプレイに右目用、左目用の映像を交互に映し出し、眼鏡がそのタイミングに合わせて左右それぞれ交互に透過、遮断することによって、立体視を可能とする。
エ ディスプレイに右目用、左目用の映像を同時に描画し、フィルタを用いてそれぞれの映像の光の振幅方向を回転して、透過する振幅方向が左右で異なる偏光眼鏡で見ることによって、立体視を可能とする。
メモリの誤り検出及び訂正を行う方式のうち、2ビットの誤り検出機能と、1ビットの誤り訂正機能をもつものはどれか。
ア 奇数パリティ
イ 水平パリティ
ウ チェックサム
エ ハミング符号
メモリインタリーブの説明はどれか。
ア CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによるデータバッファを設けて、磁気ディスクアクセスの高速化を図る。
イ 主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーすることによって、CPUと主記憶とのアクセス速度のギャップを埋め、メモリアクセスの高速化を図る。
ウ 主記憶へのアクセスを高速化するために、アクセス要求、データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメモリアクセスの処理に移る。
エ 主記憶を複数の独立したグループに分けて、各グループに交互にアクセスすることによって、主記憶へのアクセスの高速化を図る。
CPUのスタックポインタが示すものとして、最も適切なものはどれか。
ア サブルーチン呼出し時に、戻り先アドレス、レジスタの内容などを格納するメモリのアドレス
イ 次に読み出す機械語命令が格納されているアドレス
ウ メモリから読み出された機械語命令
エ 割込みの許可状態、及び条件分岐の判断に必要な演算結果の状態
オブジェクト指向のプログラム言語であり、クラスや関数、条件文などのコードブロックの範囲はインデントの深さによって指定する仕様であるものはどれか。
ア JavaScript
イ Perl
ウ Python
エ Ruby
円周率πの値を近似的に求める方法のうち、モンテカルロ法を応用したものはどれか。
ア 正方形の中に一様乱数を用いて多数の点をとったとき、その点の個数と正方形に内接する円の中にある点の個数の比が、点の個数を多くすると両者の面積比である4 : πに近づくことを用いて求める。
イ 正方形の中に等間隔に多数の格子点をとったとき、その格子点の個数と正方形に内接する円の中にある格子点の個数の比が、格子点の間隔を細かくすると両者の面積比である4 : πに近づくことを用いて求める。
ウ 直径1の円に内接する正n角形の周の長さと円の直径の比が、nを大きくするとπ : 1 に近づくことを用いて求める。
エ 直径1の円に内接する正n角形の面積と円に内接する正方形の面積の比が、nを大きくするとπ : 2 に近づくことを用いて求める。
ポインタを用いた線形リストの特徴のうち、適切なものはどれか。
ア 先頭の要素を根としたn分木で、先頭以外の要素は全て先頭の要素の子である。
イ 配列を用いた場合と比較して、2分探索を効率的に行うことが可能である。
ウ ポインタから次の要素を求めるためにハッシュ関数を用いる。
エ ポインタによって指定されている要素の後ろに、新たな要素を追加する計算量は、要素の個数や位置によらず一定である。
a、b、c、dの4文字から成るメッセージを符号化してビット列にする方法として表のア〜エの4通りを考えた。この表はa、b、c、dの各1文字を符号化するときのビット列を表している。メッセージ中でのa、b、c、dの出現頻度は、それぞれ50%、30%、10%、10%
であることが分かっている。符号化されたビット列から元のメッセージが一意に復号可能であって、ビット列の長さが最も短くなるものはどれか。
┌───┬───┬───┬───┐
│ a │ b │ c │ d │
┌─┼───┼───┼───┼───┤
│ア│ 0 │ 1 │ 00 │ 11 │
├─┼───┼───┼───┼───┤
│イ│ 0 │ 01 │ 10 │ 11 │
├─┼───┼───┼───┼───┤
│ウ│ 0 │ 10 │110│111│
├─┼───┼───┼───┼───┤
│エ│ 00 │ 01 │ 10 │ 11 │
└─┴───┴───┴───┴───┘
3台の機械A、B、Cが良品を製造する確率は、それぞれ60%、70%、80%である。機械A、B、Cが製品を一つずつ製造したとき、いずれか二つの製品が良品で残り一つが不良品になる確率は何%か。
ア 22.4 イ 36.8 ウ 45.2 エ 78.8