問51
JIS Q 21500: 2018 (プロジェクトマネジメントの手引) によれば、プロジェクトマネジメントのプロセスのうち、計画のプロセス群に属するプロセスはどれか。
ア スコープの定義
イ 品質保証の遂行
ウ プロジェクト憲章の作成
エ プロジェクトチームの編成
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
JIS Q 21500: 2018 (プロジェクトマネジメントの手引) によれば、プロジェクトマネジメントのプロセスのうち、計画のプロセス群に属するプロセスはどれか。
ア スコープの定義
イ 品質保証の遂行
ウ プロジェクト憲章の作成
エ プロジェクトチームの編成
アジャイル開発などで導入されている“ペアプログラミング” の説明はどれか。
ア 開発工程の初期段階に要求仕様を確認するために、プログラマと利用者がペアとなり、試作した画面や帳票を見て、相談しながらプログラムの開発を行う。
イ 効率よく開発するために、2人のプログラマがペアとなり、メインプログラムとサブプログラムを分担して開発を行う。
ウ 短期間で開発するために、2人のプログラマがペアとなり、交互に作業と休憩を繰り返しながら長期間にわたってプログラムの開発を行う。
エ 品質の向上や知識の共有を図るために、2人のプログラマがペアとなり、その場で相談したりレビューしたりしながら、一つのプログラムの開発を行う。
スクラムチームにおけるプロダクトオーナの役割はどれか。
ア ゴールとミッションが達成できるように、プロダクトバックログのアイテムの優先順位を決定する。
イ チームのコーチやファシリテータとして、スクラムが円滑に進むように支援する
ウ プロダクトを完成させるための具体的な作り方を決定する。
エ リリース判断可能な、プロダクトのインクリメントを完成する。
あるプログラムについて、流れ図で示される部分に関するテストを、命令網羅で実施する場合、最小のテストケース数は幾つか。ここで、各判定条件は流れ図に示された部分の先行する命令の結果から影響を受けないものとする。
ア 3 イ 6 ウ 8 エ 18
状態遷移表のとおりに動作し、運転状況に応じて装置の温度が上下するシステムがある。システムの状態が“レディ”のとき、@〜Eの順にイベントが発生すると、最後の状態はどれになるか。ここで、状態遷移表の空欄は状態が変化しないことを
表す。
〔状態遷移表〕
┌───────┰─────┬─────┬─────┬─────┐
│\ 状態┃初期・終了│ │ │ │
│ \ ┠─────┤ 高速運転 │ 低速運転 │ 一時停止 │
│ \ ┃ レディ │ │ │ │
│ \ ┠─────┼─────┼─────┼─────┤
│条件 \┃ 1 │ 2 │ 3 │ 4 │
┝━━━━━━━╋━━━━━┿━━━━━┿━━━━━┿━━━━━┥
│メッセージ1を┃運転再開 │ │加速 │運転再開 │
│受信する ┃ ┌─┤ │ ┌─┤ ┌─┤
│ ┃ │2│ │ │2│ │2│
├───────╂───┴─┼─────┼───┴─┼───┴─┤
│メッセージ2を┃ │減速 │一時停止 │初期化 │
│受信する ┃ │ ┌─┤ ┌─┤ ┌─┤
│ ┃ │ │3│ │4│ │1│
├───────╂─────┼───┴─┼───┴─┼───┴─┤
│装置の温度が ┃ │減速 │一時停止 │ │
│50℃未満から ┃ │ ┌─┤ ┌─┤ │
│50℃以上になる┃ │ │3│ │4│ │
├───────╂─────┼───┴─┼───┴─┼─────┤
│装置の温度が ┃ │ │加速 │運転再開 │
│40℃以上から ┃ │ │ ┌─┤ ┌─┤
│40℃未満になる┃ │ │ │2│ │3│
└───────┸─────┴─────┴───┴─┴───┴─┘
〔発生するイベント〕
@ メッセージ1を受信する
A メッセージ1を受信する
B 装置の温度が50℃以上になる
C メッセージ2を受信する
D 40℃未満になる
E メッセージ2を受信する
ア レディ
イ 高速運転
ウ 低速運転
エ 一時停止
ICカードの耐タンパ性を高める対策はどれか。
ア ICカードとICカードリーダとが非接触の状態で利用者を認証して、利用者の利便性を高めるようにする。
イ 故障に備えてあらかじめ作成した予備のICカードを保管し、故障時に直ちに予備カードに交換して利用者がICカードを使い続けられるようにする。
ウ 信号の読出し用プローブの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けて、ICチップ内の情報を容易には解析できないようにする。
エ 利用者認証にICカードを利用している業務システムにおいて、退職者のICカードは業務システム側で利用を停止して、他の利用者が使用できないようにする。
TLSのクライアント認証における次の処理a〜cについて、適切な順序はどれか。
┌──┬───────────────────────────┐
│処理│ 処理の内容 │
├──┼───────────────────────────┤
│ a │クライアントが、サーバにクライアント証明書を送付する。│
├──┼───────────────────────────┤
│ b │サーバが、クライアントにサーバ証明書を送付する。 │
├──┼───────────────────────────┤
│ c │サーバが、クライアントを認証する。 │
└──┴───────────────────────────┘
ア a → b → c
イ a → c → b
ウ b → a → c
エ c → a → b
Webシステムにおいて、セッションの乗っ取りの機会を減らすために、利用者のログアウト時にWebサーバ又はWebブラウザにおいて行うべき処理はどれか。ここで、利用者は自分専用のPCにおいて、Webブラウザを利用しているものとする。
ア WebサーバにおいてセッションIDを内蔵ストレージに格納する。
イ WebサーバにおいてセッションIDを無効にする。
ウ WebブラウザにおいてキャッシュしているWebページをクリアする。
エ WebブラウザにおいてセッションIDを内蔵ストレージに格納する。
クレジットカードの対面決済時の不正利用に対して、カード加盟店が実施する対策のうち、最も有効なものはどれか。
ア ICチップを搭載したクレジットカードによる決済時の本人確認のために、サインではなくオフラインPINを照合する。
イ クレジットカードのカード番号を加盟店で保持する。
ウ クレジットカードの決済ではICチップではなく磁気ストライプの利用を利用者に促す。
エ 利用者の取引履歴からクレジットカードの不正利用を検知するオーソリモニタリングを実施する。
JPCERT コーディネーションセンターの説明はどれか。
ア 産業標準化法に基づいて経済産業省に設置されている審議会であり、産業標準化全般に関する調査・審議を行っている。
イ 電子政府推奨暗号の安全性を評価・監視し、暗号技術の適切な実装法・運用法を調査・検討するプロジェクトであり、総務省及び経済産業省が共同で運営する暗号技術検討会などで構成される。
ウ 特定の政府機関や企業から独立した組織であり、国内のコンピュータセキュリティインシデントに関する報告の受付、対応の支援、発生状況の把握、手口の分析、再発防止策の検討や助言を行っている。
エ 内閣官房に設置され、我が国をサイバー攻撃から防衛するための司令塔機能を担う組織である。
経済産業省とIPAが策定した“サイバーセキュリティ経営ガイドライン (Ver2.0)”の説明はどれか。
ア 企業がIT活用を推進していく中で、サイバー攻撃から企業を守る観点で経営者が認識すべき3原則と、サイバーセキュリティ対策を実施する上での責任者となる担当幹部に、経営者が指示すべき重要10項目をまとめたもの
イ 経営者がサイバーセキュリティについて方針を示し、マネジメントシステムの要求事項を満たすルールを定め、組織が保有する情報資産をCIAの観点から維持管理し、それらを継続的に見直すためのプロセス及び管理策を体系的に規定したもの
ウ 事業体のITに関する経営者の活動を、大きくITガバナンス (統制) とITマネジメント (管理) に分割し、具体的な目標と工程として40のプロセスを定義したもの
エ 世界的規模で生じているサイバーセキュリティ上の脅威の深刻化に関して、企業の経営者を支援する施策を総合的かつ効果的に推進するための国の責務を定めたもの