V−3
データ数nの配列をソートするアルゴリズムにおいて、時間計算量がO (nlogn) となる場合として、最も適切なものはどれか。
@ クイックソートの最悪計算時間
A 挿入ソートの最悪計算時間
B マージソートの最悪計算時間
C バブルソートの平均計算時間
D 選択ソートの平均計算時間
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 |
データ数nの配列をソートするアルゴリズムにおいて、時間計算量がO (nlogn) となる場合として、最も適切なものはどれか。
@ クイックソートの最悪計算時間
A 挿入ソートの最悪計算時間
B マージソートの最悪計算時間
C バブルソートの平均計算時間
D 選択ソートの平均計算時間
以下の無向グラフと隣接行列において、0から3へ至るパスを検索するプログラムを考える。下線部の【ア】に入るプログラム片のうち、最も適切なものはどれか。
〔プログラム〕
mm=[[0, 1, 1, 0], [1, 0, 1, 1], [1, 1, 0, 1], [0, 1, 1, 0]]
def gsearch(l, r):
for i, c in enumerate(l):
if 【ア】
if i==3:
print(r+[i])
else:
gsearch(mm[i], r+[i])
gsearch(mm[0], [0])
〔実行結果〕
[0, 1, 2, 3]
[0, 1, 3]
[0, 2, 1, 3]
[0, 2, 3]
@ (c==1) or (i not in r):
A (c==0) and (i in r):
B (c==0) or (i in r):
C (c==1) and (i not in r):
D (c==1) or (i in r):
コンパイラに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ ソースプログラムの読込み、構文解析、字句解析、中間語作成、最適化、コード作成の順に経て、目的プログラムが得られる。
A 整数として宣言された変数が実数として使われるような誤りを「構文上の誤り」という。
B のぞき穴最適化 (あるいは、のぞき穴式最適化) とは、コンパイル対象のソースプログラムの局所的な部分だけを見て行われる最適化である。
C JIT (Just-In-Time) コンパイラとは、必要になったときにJavaのソースプログラムをコンパイルするコンパイラである。
D 共通部分式の削除とは、2回以上出現する同じ式に関して、その式の値が変化しない場合に、計算を1回だけ行うようにコード生成を行う最適化である。
労働基準法で定める36協定において、あらかじめ労働の内容や事情などを明記することによって、臨時的に限度時間の上限を超えて勤務させることが許される特別条項を適用する36協定届の事例として、適切なものはどれか。
ア 商品の売上が予想を超えたことによって、製造、出荷及び顧客サービスの作業量が増大したので、期間を3か月間とし、限度時間を超えて勤務する人数や所要時間を定めて特別条項を適用した。
イ 新技術を駆使した新商品の研究開発業務がピークとなり、3か月間の業務量が増大したので、労働させる必要があるために特別条項を適用した。
ウ 退職者の増加に伴い従業員一人当たりの業務量が増大したので、新規に要員を雇用できるまで、特に期限を定めずに特別条項を適用した。
エ 慢性的な人手不足なので、増員を実施し、その効果を想定して1年間を期限とし、特別条項を適用した。
企業が、“特定電子メールの送信の適正化等に関する法律”に定められた特定電子メールに該当する広告宣伝メールを送信する場合に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア SMSで送信する場合はオプトアウト方式を利用する。
イ オプトイン方式、オプトアウト方式のいずれかを企業が自ら選択する。
ウ 原則としてオプトアウト方式を利用する。
エ 原則としてオプトイン方式を利用する。
企業が業務で使用しているコンピュータに、記憶媒体を介してマルウェアを侵入させ、そのコンピュータのデータを消去した者を処罰の対象とする法律はどれか。
ア 刑法
イ 製造物責任法
ウ 不正アクセス禁止法
エ プロバイダ責任制限法
A社とB社の比較表から分かる、A社の特徴はどれか。
単位 億円
┌─────┬─────┐
│ A社 │ B社 │
┌────┼─────┼─────┤
│売上高 │1,000│1,000│
├────┼─────┼─────┤
│変動費 │ 500│ 800│
├────┼─────┼─────┤
│固定費 │ 400│ 100│
├────┼─────┼─────┤
│營業利益│ 100│ 100│
└────┴─────┴─────┘
ア 売上高の増加が大きな利益に結び付きやすい。
イ 限界利益率が低い。
ウ 損益分岐点が低い。
エ 不況時にも、売上高の減少が大きな損失に結び付かず不況抵抗力は強い。
製品X、Yを1台製造するのに必要な部品数は、表のとおりである。製品1台当た
りの利益がX、Yともに1万円のとき、利益は最大何万円になるか。ここで、部品Aは120個、部品Bは60個まで使えるものとする。
単位 個
┌───┬───┬───┐
│\製品│ │ │
│ \ │ X │ Y │
│部品\│ │ │
├───┼───┼───┤
│ A │ 3 │ 2 │
├───┼───┼───┤
│ B │ 1 │ 2 │
└───┴───┴───┘
ア 30 イ 40 ウ 45 エ 60
いずれも時価100円の株式A〜Dのうち、一つの株式に投資したい。経済の成長を高、中、低の三つに区分したときのそれぞれの株式の予想値上がり幅は、表のとおりである。マクシミン原理に従うとき、どの株式に投資することになるか。
単位 円
┌───────┬───┬───┬───┐
│ 経済の成長│ 高 │ 中 │ 低 │
│株式 │ │ │ │
├───────┼───┼───┼───┤
│ A │ 20│ 10│ 15│
├───────┼───┼───┼───┤
│ B │ 25│ 5│ 20│
├───────┼───┼───┼───┤
│ C │ 30│ 20│ 5│
├───────┼───┼───┼───┤
│ D │ 40│ 10│−10│
└───────┴───┴───┴───┘
ア A イ B ウ C エ D
リーダシップ論のうち、ハーシイ & ブランチャードが提唱するSL理論の特徴はどれか。
ア 優れたリーダシップを発揮する、リーダ個人がもつ性格、知性、外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている。
イ リーダシップのスタイルについて、目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。
ウ リーダシップの有効性は部下の成熟 (自律性) の度合いという状況要因に依存するとしている。
エ リーダシップの有効性は、リーダがもつパーソナリティと、リーダがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。
IoTの技術として注目されている、エッジコンピューティングの説明として、適切なものはどれか。
ア 演算処理のリソースをセンサ端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
イ 人体に装着して脈拍センサなどで人体の状態を計測して解析を行う。
ウ ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことによって、全体として処理能力が高いコンピュータシステムを作る。
エ 周りの環境から微小なエネルギーを収穫して、電力に変換する。
個人が、インターネットを介して提示された単発の仕事を受託する働き方や、それによって形成される経済形態を表すものはどれか。
ア APIエコノミー
イ ギグエコノミー
ウ シャドーエコノミー
エ トークンエコノミー
IoT活用におけるディジタルツインの説明はどれか。
ア インターネットを介して遠隔地に設置した3Dプリンタへ設計データを送り、短時間に複製物を製作すること
イ システムを正副の二重に用意し、災害や故障時にシステムの稼働の継続を保証すること
ウ 自宅の家電機器とインターネットでつながり、稼働監視や操作を遠隔で行うことができるウェアラブルデバイスのこと
エ ディジタル空間に現実世界と同等な世界を、様々なセンサで収集したデータを用いて構築し、現実世界では実施できないようなシミュレーションを行うこと
SFAを説明したものはどれか。
ア 営業活動にITを活用して営業の効率と品質を高め、売上・利益の大幅な増加や、顧客満足度の向上を目指す手法・概念である。
イ 卸売業・メーカが小売店の経営活動を支援することによって、自社との取引量の拡大につなげる手法・概念である。
ウ 企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画して管理し、経営の効率向上を図るための手法・概念である。
エ 消費者向けや企業間の商取引を、インターネットなどの電子的なネットワークを活用して行う手法・概念である。
新しい事業に取り組む際の手法として、E.リースが提唱したリーンスタートアップの説明はどれか。
ア 国・地方公共団体など、公共機関の補助金・助成金の交付を前提とし、事前に詳細な事業計画を検討・立案した上で、公共性のある事業を立ち上げる手法
イ 市場環境の変化によって競争力を喪失した事業分野に対して、経営資源を大規模に追加投入し、リニューアルすることによって、基幹事業として再出発を期す手法
ウ 持続可能な事業を迅速に構築し、展開するために、あらかじめ詳細に立案された事業計画を厳格に遂行して、成果の検証や計画の変更を最小限にとどめる手法
エ 実用最小限の製品・サービスを短期間で作り、構築・計測・学習というフィードバックループで改良や方向転換をして、継続的にイノベーションを行う手法
あるメーカがビールと清涼飲料水を生産する場合、表に示すように6種類の組合せ (A〜F) によって異なるコストが掛かる。このメーカの両製品の生産活動におけるスケールメリットとシナジー効果に関する記述のうち、適切なものはどれか。
┌───┬───┬─────┬───┐
│組合せ│ビール│清涼飲料水│コスト│
│ │(万本)│ (万本) │(万円)│
├───┼───┼─────┼───┤
│ A │ 20│ 0│ 1,500│
├───┼───┼─────┼───┤
│ B │ 40│ 0│ 3,300│
├───┼───┼─────┼───┤
│ C │ 0│ 10│ 500│
├───┼───┼─────┼───┤
│ D │ 0│ 20│ 1,100│
├───┼───┼─────┼───┤
│ E │ 20│ 10│ 1,900│
├───┼───┼─────┼───┤
│ F │ 40│ 20│ 4,200│
└───┴───┴─────┴───┘
ア スケールメリットはあるが、シナジー効果はない。
イ スケールメリットはないが、シナジー効果はある。
ウ スケールメリットとシナジー効果がともにある。
エ スケールメリットとシナジー効果がともにない。
バリューチェーンの説明はどれか。
ア 企業活動を、五つの主活動と四つの支援活動に区分し、企業の競争優位の源泉を分析するフレームワーク
イ 企業の内部環境と外部環境を分析し、自社の強みと弱み、自社を取り巻く機会と脅威を整理し明確にする手法
ウ 財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の四つの視点から企業を分析し、戦略マップを策定するフレームワーク
エ 商品やサービスを、誰に、何を、どのように提供するかを分析し、事業領域を明確にする手法
半導体メーカが行っているファウンドリサービスの説明として、適切なものはどれか。
ア 商号や商標の使用権とともに、一定地域内での商品の独占販売権を与える。
イ 自社で半導体製品の企画、設計から製造までを一貫して行い、それを自社ブランドで販売する。
ウ 製造設備をもたず、半導体製品の企画、設計及び開発を専門に行う。
エ 他社からの製造委託を受けて、半導体製品の製造を行う。
RFIを説明したものはどれか。
ア サービス提供者と顧客との間で、提供するサービスの内容、品質などに関する保証範囲やペナルティについてあらかじめ契約としてまとめた文書
イ システム化に当たって、現在の状況において利用可能な技術・製品、ベンダにおける導入実績など実現手段に関する情報提供をベンダに依頼する文書
ウ システムの調達のために、調達側からベンダに技術的要件、サービスレベル要件、契約条件などを提示し、指定した期限内で実現策の提案を依頼する文書
エ 要件定義との整合性を図り、利用者と開発要員及び運用要員の共有物とするために、業務処理の概要、入出力情報の一覧、データフローなどをまとめた文書
A社は、社員10名を対象に、ICT活用によるテレワークを導入しようとしている。テレワーク導入後5年間の効果 (“テレワークで削減可能な費用”から“テレワークに必要な費用”を差し引いた額)
の合計は何万円か。
〔テレワークの概要〕
・テレワーク対象者は、リモートアクセスツールを利用して、テレワーク用PCから社内システムにインターネット経由でアクセスして、フルタイムで在宅勤務を行う。
・テレワーク用PCの購入費用、リモートアクセスツールの費用、自宅・会社間のインターネット回線費用は会社が負担する。
・テレワークを導入しない場合は、育児・介護理由によって、毎年1名の離職が発生する。フルタイムの在宅勤務制度を導入した場合は、離職を防止できる。離職が発生した場合は、その補充のために中途採用が必要となる。
・テレワーク対象者分の通勤費とオフィススペース・光熱費が削減できる。
・在宅勤務によって、従来、通勤に要していた時間が削減できるが、その効果は考慮しない。
テレワークで削減可能な費用、テレワークに必要な費用
┌────────────────┬───────────┐
│通勤費の削減額 │平均10万円/年・人 │
├────────────────┼───────────┤
│オフィススペース・光熱費の削減額│12万円/年・人 │
├────────────────┼───────────┤
│中途採用費用の削減額 │50万円/人 │
├────────────────┼───────────┤
│テレワーク用PCの購入費用 │初期費用8万円/台 │
├────────────────┼───────────┤
│リモートアクセスツールの費用 │初期費用1万円/人 │
│ │運用費用2万円/年・人│
├────────────────┼───────────┤
│インターネット回線費用 │運用費用6万円/年・人│
└────────────────┴───────────┘
ア 610 イ 860 ウ 950 エ 1,260