問30
ビッグデータの利用におけるデータマイニングを説明したものはどれか。
ア 蓄積されたデータを分析し、単なる検索だけでは分からない隠れた規則や相関関係を見つけ出すこと
イ データウェアハウスに格納されたデータの一部を、特定の用途や部門用に切り出して、データベースに格納すること
ウ データ処理の対象となる情報を基に規定した、データの構造、意味及び操作の枠組みのこと
エ データを複数のサーバに複製し、性能と可用性を向上させること
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ビッグデータの利用におけるデータマイニングを説明したものはどれか。
ア 蓄積されたデータを分析し、単なる検索だけでは分からない隠れた規則や相関関係を見つけ出すこと
イ データウェアハウスに格納されたデータの一部を、特定の用途や部門用に切り出して、データベースに格納すること
ウ データ処理の対象となる情報を基に規定した、データの構造、意味及び操作の枠組みのこと
エ データを複数のサーバに複製し、性能と可用性を向上させること
undo/redo方式を用いた障害回復におけるログ情報の要否として、適切な組合せはどれか。
┌─────┬─────┐
│更新前情報│更新後情報│
┌─┼─────┼─────┤
│ア│ 必要 │ 必要 │
├─┼─────┼─────┤
│イ│ 必要 │ 不要 │
├─┼─────┼─────┤
│ウ│ 不要 │ 必要 │
├─┼─────┼─────┤
│エ│ 不要 │ 不要 │
└─┴─────┴─────┘
第1、第2、第3正規形とリレーションの特徴 a、b、c の組合せのうち、適切なものはどれか。
a: どの非キー属性も、主キーの真部分集合に対して関数従属しない。
b: どの非キー属性も、主キーに推移的に関数従属しない。
c: 繰返し属性が存在しない。
┌─────┬─────┬─────┐
│第1正規形│第2正規形│第3正規形│
┌─┼─────┼─────┼─────┤
│ア│ a │ b │ c │
├─┼─────┼─────┼─────┤
│イ│ a │ c │ b │
├─┼─────┼─────┼─────┤
│ウ│ c │ a │ b │
├─┼─────┼─────┼─────┤
│エ│ c │ b │ a │
└─┴─────┴─────┴─────┘
ANSI/SPARC 3層スキーマモデルにおける内部スキーマの設計に含まれるものはどれか。
ア SQL問合せ応答時間の向上を目的としたインデックスの定義
イ エンティティ間の“1対多”、“多対多”などの関連を明示するE-Rモデルの作成
ウ エンティティ内やエンティティ間の整合性を保つための一意性制約や参照制約の設定
エ データの冗長性を排除し、更新の一貫性と効率性を保持するための正規化
CAP定理におけるAとPの特性をもつ分散システムの説明として、適切なものはどれか。
ア 可用性と整合性と分断耐性の全てを満たすことができる。
イ 可用性と整合性を満たすが分断耐性を満たさない。
ウ 可用性と分断耐性を満たすが整合性を満たさない。
エ 整合性と分断耐性を満たすが可用性を満たさない。
レイトレーシング法の説明として、適切なものはどれか。
ア スクリーンの全ての画素について、視線と描画の対象となる物体との交点を反射属性や透明属性なども含めて計算し、その中から視点に最も近い交点を選択する。
イ スクリーンの走査線ごとに視点とその走査線を結ぶ走査面を作成し、各走査面と描画の対象となる物体との交差を調べて交差線分を求め、奥行き判定を行うことによって描画する。
ウ 描画の対象となる二つの物体のうち、一方が近くに、もう一方が遠くにあるときに、まず遠くの物体を描いてから近くの物体を重ね書きする。
エ 描画の対象となる物体の各面をピクセルに分割し、ピクセルごとに視点までの距離を計算し、その最小値を作業領域に保持することによって、視点までの距離が最小となる面を求める。
ユーザインタフェースのユーザビリティを評価するときの、利用者が参加する手法と専門家だけで実施する手法との適切な組みはどれか。
┌─────────────┬─────────────┐
│利用者の立場からの評価手法│専門家の立場からの評価手法│
┌─┼─────────────┼─────────────┤
│ア│アンケート │回顧法 │
├─┼─────────────┼─────────────┤
│イ│回顧法 │思考発話法 │
├─┼─────────────┼─────────────┤
│ウ│思考発話法 │ヒューリスティック評価法 │
├─┼─────────────┼─────────────┤
│エ│認知的ウォークスルー法 │ヒューリスティック評価法 │
└─┴─────────────┴─────────────┘
マイクロプロセッサの耐タンパ性を向上させる手法として、適切なものはどれか。
ア ESD (Electrostatic Discharge) に対する耐性を強化する。
イ チップ検査終了後に検査用パッドを残しておく。
ウ チップ内部を物理的に解析しようとすると、内部回路が破壊されるようにする。
エ 内部メモリの物理アドレスを整然と配置する。
アクチュエータの説明として、適切なものはどれか。
ア 与えられた目標量と、センサから得られた制御量を比較し、制御量を目標量に一致させるように操作量を出力する。
イ 位置、角度、速度、加速度、力、温度などを検出し、電気的な情報に変換する。
ウ エネルギー源からのパワーを、回転、直進などの動きに変換する。
エ マイクロフォン、センサなどが出力する微小な電気信号を増幅する。
次の方式で画素にメモリを割り当てる640×480のグラフィックLCDモジュールがある。始点 (5,4) から終点 (9,8) まで直線を描画するとき、直線上の
x = 7の画素に割り当てられたメモリのアドレスの先頭は何番地か。ここで、画素の座標は (x, y) で表すものとする。
〔方式〕
・メモリは0番地から昇順に使用する。
・1画素は16ビットとする。
・座標 (0,0) から座標 (639,479) までメモリを連続して割り当てる。
・各画素は、x = 0からx軸の方向にメモリを割り当てていく。
・x = 639の次は x = 0とし、yを1増やす。
ア 3847 イ 7680 ウ 7694 エ 8978
FPGAの説明として、適切なものはどれか。
ア 電気的に記憶内容の書換えを行うことができる不揮発性メモリ
イ 特定の分野及びアプリケーション用に限定した特定用途向け汎用集積回路
ウ 浮動小数点数の演算を高速に実行する演算ユニット
エ 論理回路を基板上に実装した後で再プログラムできる集積回路
複数のクライアントから接続されるサーバがある。このサーバのタスクの多重度が2以下の場合、タスク処理時間は常に4秒である。このサーバに1秒間隔で4件の処理要求が到着した場合、全ての処理が終わるまでの時間はタスクの多重度が1のときと2のときとで、何秒の差があるか。
ア 6 イ 7 ウ 8 エ 9
フラグメンテーションに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア 可変長ブロックのメモリプール管理方式では、様々な大きさのメモリ領域の獲得や返却を行ってもフラグメンテーションは発生しない。
イ 固定長ブロックのメモリプール管理方式では、可変長ブロックのメモリプール管理方式よりもメモリ領域の獲得と返却を速く行えるが、フラグメンテーションが発生しやすい。
ウ フラグメンテーションの発生によって、合計としては十分な空きメモリ領域があるにもかかわらず、必要とするメモリ領域を獲得できなくなることがある。
エ メモリ領域の獲得と返却の頻度が高いシステムでは、フラグメンテーションの発生を防止するため、メモリ領域が返却されるたびにガーベジコレクションを行う必要がある。
一つのI2Cバスに接続された二つのセンサがある。それぞれのセンサ値を読み込む二つのタスクで排他的に制御したい。利用するリアルタイムOSの機能として、適切なものはどれか。
ア キュー
イ セマフォ
ウ マルチスレッド
エ ラウンドロビン
ジョブ群と実行の条件が次のとおりであるとき、一時ファイルを作成する磁気ディスクに必要な容量は最低何Mバイトか。
〔ジョブ群〕
〔実行の条件〕
(1) ジョブの実行多重度を2とする。
(2) 各ジョブの処理時間は同一であり、他のジョブの影響は受けない。
(3) 各ジョブは開始時に 50Mバイトの一時ファイルを新たに作成する。
(4) の関係があれば、ジョブXの開始時に作成した一時ファイルは、 直後のジョブYで参照し、ジョブYの終了時にその一時ファイルを削除する。直後のジョブが複数個ある場合には、最初に生起されるジョブだけが先行ジョブの一時ファイルを参照する。
(5) はジョブXの終了時に、ジョブY、ZのようにジョブXと矢印で結ばれる全てのジョブが、上から記述された順に優先して生起されることを示す。
(6) は先行するジョブX、Y両方が終了したときにジョブZが生起されることを示す。
(7) ジョブの生起とは実行待ち行列への追加を意味し、各ジョブは待ち行列の順に実行される。
(8) OS のオーバヘッドは考慮しない。
ア 100 イ 150 ウ 200 エ 250
2台のプリンタがあり、それぞれの稼働率が0.7と0.6である。この2台のいずれか一方が稼動していて、他方が故障している確率は幾らか。ここで、2台のプリンタの稼動状態は独立であり、プリンタ以外の要因は考慮しないものとする。
ア 0.18 イ 0.28 ウ 0.42 エ 0.46
ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発生して待機系に切り替わる契機として、最も適切な例はどれか。
ア 現用系から待機系へ定期的に送信され、現用系が動作中であることを示すメッセージが途切れたとき
イ 現用系の障害をオペレータが認識し、コンソール操作を行ったとき
ウ 待機系が現用系にたまった処理の残量を定期的に監視していて、残量が一定量を上回ったとき
エ 待機系から現用系に定期的にロードされ実行される診断プログラムが、現用系の障害を検出したとき
プロセッサ数と、計算処理におけるプロセスの並列化が可能な部分の割合とが、性能向上へ及ぼす影響に関する記述のうち、アムダールの法則に基づいたものはどれか。
ア 全ての計算処理が並列化できる場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく。
イ 並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数に比例して増加する。
ウ 並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく。
エ 並列化できる計算処理の割合が増えると、速度向上比は、プロセッサ数に反比例して減少する。
8Tバイトの磁気ディスク装置6台を、予備ディスク (ホットスペアディスク) 1台込みのRAID5構成にした場合、実効データ容量は何Tバイトになるか。
ア 24 イ 32 ウ 40 エ 48