ISO/IEC 25010:2011 (JIS X 25010:2013、システム及びソフトウェア製品
の品質要求及び評価 (SQuaRE) − システム及びソフトウェア品質モデル)
で規定されている利用時の品質モデルの品質特性
「有効性 (effectiveness)」、「効率性(efficiency)」、「満足性(satisfaction)」
に対する、説明文(a)〜(e)の正しい組合せはどれか。
(a) 製品又はシステムが明示された利用状況において使用されるとき、
利用者ニーズが満足される度合い。
(b) ユーザインタフェースが、利用者にとって楽しく、満足のいく対話を可能にする
度合い。
(c) 明示された目標を利用者が達成する上での正確さ及び完全さの度合い。
(d) 利用者が特定の目標を達成するための正確さ及び完全さに関連して、
使用した資源の度合い。
(e) 製品又はシステムが、明示された利用状況において、明示された目標を
達成するために、幅広い範囲の心身特性及び能力の人々によって使用
できる度合い。
@ 有効性:(a)、 効率性:(c)、 満足性:(e)
A 有効性:(a)、 効率性:(d)、 満足性:(b)
B 有効性:(c)、 効率性:(d)、 満足性:(a)
C 有効性:(c)、 効率性:(d)、 満足性:(b)
D 有効性:(e)、 効率性:(c)、 満足性:(a)
ISO/IEC 25010:2011 の
4 用語及び定義 4.1 利用時の品質モデル に記載されている。
4.1.1 有効性 (c)の通り
4.1.2 効率性 (d)の通り
4.1.3 満足性 (a)の通り
4.1.4 リスク回避性(freedom from risk)
製品又はシステムが、経済状況、人間の生活又は環境に対する
潜在的なリスクを緩和する度合い。
4.1.5 利用状況網羅性(context coverage)
明示された利用状況及び当初明確に識別されていた状況を
超越した状況の両方の状況において、有効性、効率性、リスク回避性
及び満足性を伴って製品又はシステムが使用できる度合い。
(b)は 4.2 製品品質モデル 4.2.4 使用性の
4.2.4.5 ユーザインタフェース快美性(user interface aesthetics)の記述
(e)は 4.2 製品品質モデル 4.2.4 使用性の
4.2.4.6 アクセシビリティ(accessibility)の記述
なお、上記は JISC 日本工業標準調査会 の JIS検索 から
検索して参照できる。
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