次のうち、CPUの実効的処理速度を改善する方法として最も適切なものはどれか。
@ フォルトトレランス
A オブジェクト指向
B 命令プリフェッチ
C RAID
D 状態マシン
@フォルトトレランスは、システムを構成要素のうち、信頼性に大きく影響するものを
予備として複数備えることによって、システムを継続的に稼働させるという、
システムの信頼性を高める考え方。
Aオブジェクト指向はデータと手続きをまとまりとして管理する考え方で、
敢えていうなら、ソフトウェア開発速度を改善する方法。
B正しい。CPUが予め利用されそうなデータをキャッシュメモリなどの
高速なメモリに読み出しておくこと。
CRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)は複数のハードディスクに
データを分散させ、データの読み書き時間を短縮させたり、障害時のデータ復旧を
可能にしたりする技術のこと。
直訳すると、「安価なディスクの冗長配列」といったところ。
D現在の状態と発生したイベントや条件によって、次の状態を表すモデルの
こと。CPUの実効的処理速度を改善する方法ではない。
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