2016年06月03日

平成27年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−5

T−5
次のうち、DCモータの回転速度を制御するために用いられるPWM(Pulse Width
Modulation)方式の記述として最も不適切なものはどれか。
 @ マイコンのソフトウェアにおいて、パルス幅の制御にカウンタやタイマICを
   用いる場合がある。
 A D/A変換が不要なため、マイコン周辺の制御回路を簡便にできる。
 B 回転速度はパルス電圧のオンとオフの比率(デューティ比)によって決まる。
 C LEDの点灯回路などに対して適用できる。
 D パルス電圧のオンとオフの波形の幅を、同一にするのが望ましい。


【正解】 D
@正しい。
A正しい。D/A変換はデジタル/アナログ変換のこと。
B正しい。
デューティ比はオンとオフの比率であるが、オンの時間を
 オフの時間を
とすると、
  デューティ比(%)= 
/()×100 (%) である。
C正しい。LEDの色を変えず、明るさを変えることができる。
DPWM制御はモータのオン/オフ制御をパルスによって行うパルス制御法の
発展形で、パルス幅を変調することでDCモータの回転速度を制御する。


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posted by ファーストマクロ at 23:49| Comment(0) | H27技術士二次試験(情報工学)
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