2016年06月04日

平成27年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−6

T−6
ソフトウェアの設計に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ モジュールAが、自分と結合しているモジュールBの中のデータを読み書きする
   とき、モジュールBの操作を介すとプログラムが冗長となってしまうため、
   望ましくない。
 A モジュール間の結合度を強めることで信頼性の高い設計となる。
 B モジュールAが複数のモジュールとやりとりをしている場合、これらのモジュール固
   有のインタフェースは、汎用的なインタフェースにまとめてモジュールAの中に
   定義すべきである。
 C 同じ親クラスを持つサブクラスは自由に交換可能である。
 D 同一の定義を複数のモジュールに分散させるべきではない。



【正解】 D
@モジュールBの操作をモジュールAに書いている方が冗長となる。
Aモジュール結合度は
弱い方が良いプログラムとされており、
 モジュール結合は弱い順に以下となる。
 データ結合 < スタンプ結合 < 制御結合 <
 外部結合 < 共通結合 < 内容結合
BモジュールAの中に定義するよりも、グローバル変数として
 定義する方が望ましい。
C自由に交換可能ではない。
D正しい。同一の定義を複数のモジュールに分散させると、
 プログラムが冗長となってしまうため、望ましくない。


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タグ:TCP UDP ARP 
posted by ファーストマクロ at 10:54| Comment(0) | H27技術士二次試験(情報工学)
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