2016年06月21日

平成27年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−26

V−26
下図のように、レイヤ2スイッチに接続されたサーバの通信データを調べるために、
パケット解析装置をレイヤ2スイッチの空きポートに接続する。
このとき必要となるレイヤ2スイッチの設定として最も適切なものはどれか。

 image271326.jpg

 @ MACテーブルにパケット解析装置の物理アドレスを登録する。
 A 空きポートとサーバ接続ポートを同じVLANに所属させる。
 B 空きポートとサーバ接続ポートを同じブロードキャストドメインにする。
 C 空きポートに対してポートミラーリングを設定する。
 D ループが発生しないように、スパニングツリープロトコルの設定変更を行う。



【正解】 C
@直接パケット解析装置とサーバでデータのやりとりをするわけではないので
 アドレスの登録は必要ない。
AVLANにする必要はない。
B同じプロードキャストドメインにする必要はない。
C
ポートミラーリングは、ポートでやりとりしているフレームを別のポートに
 複製することである。従って解析装置使って管理する場合に必要となる。
 スイッチの速度が遅くなるので、使用後の設定解除を忘れないようにする。
D
スパニングツリープロトコルはLAN内でループとなって、永遠に流れ続け
 ないようにするための木構造を構成するプロトコル。
 スパニングツリープロトコルの設定変更は不要。


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posted by ファーストマクロ at 18:32| Comment(0) | H27技術士一次試験(情報工学)
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