2016年06月29日

平成27年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−34

V−34
CMMI(能力成熟度モデル結合:Capability Maturity Model Integration)
では、プロセスの成熟度レベルを「初期」・「管理された」・「定義された」・
「定量的に管理された」・「最適化している」の5段階に分けている。
成熟度レベルに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ 「管理された」レベルでは、プロセスは場当たり的で無秩序である。
 A 「最適化している」レベルでは、プロセス変動の特殊原因が特定され、
   適切なところで、将来の発生を予防するために特殊原因の発生源が
   是正されている。
 B 「初期レベル」では、要件が管理され、開発計画がたてられ、その計画に
   従って開発が進められている。
 C 「定義された」レベルでは、組織の標準プロセスが確立され、時間の経過と
   ともに改善されている。
 D 「定量的に管理された」レベルでは、プロセス及び技術上の斬進的及び
   革新的な改善策によって、プロセス実績を継続的に改善することに焦点を
   合わせている。



【正解】 C

@「
初期レベル」では、プロセスは場当たり的で無秩序である。
B「
管理された(反復できる)」レベルでは、要件が管理され、
  開発計画がたてられ、その計画に従って開発が進められている。
C「
定義された」レベルでは、組織の標準プロセスが確立され、時間の経過と
  ともに改善されている。正しい。
A「
定量的に管理された」レベルでは、プロセス変動の特殊原因が特定され、
   適切なところで、将来の発生を予防するために特殊原因の発生源が
   是正されている。
D「
最適化している」レベルでは、プロセス及び技術上の斬進的及び
   革新的な改善策によって、プロセス実績を継続的に改善することに焦点を
   合わせている。

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posted by ファーストマクロ at 22:36| Comment(0) | H27技術士一次試験(情報工学)
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