公衆Wi-Fi(無線LAN)サービスのセキュリティ対策に関する次の記述のうち、
最も不適切なものはどれか。
@ アクセスポイントで、UDP(User Datagram Protocol)のブロードキャスト
パケットを抑止しPCの共有を防ぐことで、効果が期待できる。
A 暗号化有りのSSID(Sevice Set Identifier)では、WPA-PSK (Wi-Fi
Protected Access Pre-Shared Key)のように利用者共通の暗号鍵を
使うより、WPA-EAP(Wi-Fi Protected Access Extensible
Authentication Protocol)のように利用者ごとに異なる暗号鍵を使う方が、
リスクは少ない。
B 暗号化無しのSSIDでは、IPSec(IP Security)のようなVPN (Virtual
Private Network)技術を使っても効果は期待できない。
C 暗号化無しのSSIDと暗号化有りのSSIDが選択できる場合、暗号化有りの
SSIDを利用した方がリスクは少ないが、利用者の利便性は低下する。
D EtherIP(RFC3378で規定)などのトンネリング技術を使い、利用者ごとに
アクセス範囲を限定することで、効果が期待できる。
公衆のWi-Fiは盗聴や成りすましの被害に遭わないように、
暗号化されていないネットワークを利用する際には、個人情報の
入力は極力避けた方がよい。
BIPSecはTCP/IP環境において、IPパケットの暗号化や認証などを行う、
プロトコルであり、セキュリティ対策になる。
Cパスワードの入力をしたりする必要があるので、利便性は低下すると
言わざるを得ない。
DEthernet over IPはEthernetのトンネリングプロトコルであり、
EtherIPはその方法の一つ。
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