2016年07月28日

平成28年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−2

T−2
次のうち、DCモータの回転速度を制御するために用いられるPWM(Pulse Width
Modulation)方式の記述として最も不適切なものはどれか。
 @ 簡便な回路によって実現できるため、マイコン向きの制御方式として
   よく用いられる。
 A パルス電圧のオンとオフの波形の幅を、同一にするのが望ましい。
 B LEDの制御に応用し、明るさを調整するために利用できる。
 C パルス電圧のオンとオフの比率(デューティ比)を変化させることによって、
   モーターの回転速度を制御できる。
 D マイコンのソフトウェアにおいて、パルス幅の制御にカウンタやタイマICを
   用いる場合がある。




【正解】 A
@正しい。
APWM制御はモータのオン/オフ制御をパルスによって行うパルス制御法の
 発展形で、パルス幅を変調することでDCモータの回転速度を制御する。
B正しい。LEDの色を変えず、明るさを変えることができる。
C正しい。デューティ比はオンとオフの比率である。
 オンの時間をH、オフの時間をLとすると、
  デューティ比(%)= H/(H+L)×100 (%) である。
C正しい。
D正しい。

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posted by ファーストマクロ at 21:52| Comment(0) | H28技術士二次試験(情報工学)
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