2016年07月30日

平成28年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−4

T−4
映像符号化方式に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
 @ H.264は、ワンゼグ放送に用いられている。
 A MPEG-2及びMPEG-4では、DWT(離散ウェーブレット変換)が
   用いられている。
 B JPEG 2000は、動画像の符号化方式として全ての民生用
   デジタルカメラが採用している。
 C MP3は、MPEG-3方式を用いている。
 D MPEG-4の規格 (ISO/IEC 14496) は、動画及び音声の
   2規格の部 (part) で構成されている。




【正解】 @
@正しい。ワンセグは、携帯端末向けの地上デジタルハイビジョン
 放送のことである。
AMPEG-2及びMPEG-4では、
DCT(Discrete Cosine Transform
 =離散コサイン変換)が用いられており、
 
DWT(Discrete Wavelet Transform=離散ウェーブレット変換)は
 JPEG 2000で用いられている。
BJPEG 2000は、静止画像の符号化方式である。
CMP3はMPEG-1 Audio Layer-3のことで、音響データを扱うための
 圧縮技術
である。
 MPEG-3は実用化される前にMPEG-2に吸収されたため、今は
 存在しない。
DISO/IEC 14496は、動画及び音声全般を扱う様々なマルチメディア
 符号化フォーマットを規定しており、20部以上から構成されている。



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posted by ファーストマクロ at 10:01| Comment(0) | H28技術士二次試験(情報工学)
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