インターネットで用いられるチェックサムに関する次の記述のうち、最も不適切
なものはどれか。
@ IPv4へッダにはチェックサムフィールドがあるが、IPv6へッダには
チェックサムフィールドがない。
A チェックサムの計算には2の補数和が用いられる。
B IPv4が使われる場合、UDPでのチェックサムの計算は省くことができる。
C TCPやUDPでは、TCPセグメントやUDPセグメントに、始点・終点
IPアドレスなどのIPへッダの一部の情報を追加してチェックサムを計算する。
D データリンク層では、通常、チェックサムではなくCRC (Cyclic Redundancy
Check) が誤り検出用に用いられる。
@正しい。
AIPチェックサムは、16ビットごとに1の補数和を取り、
さらにその補数和に対する、1の補数を取って計算する。
B正しい。
C正しい。
DCRCは巡回冗長検査であり、データを「値」として取り扱い、
定数で割った余りを元に誤り検出を行う。
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