2016年08月15日

平成28年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−20

T−20
次の文章で説明した技術のうち、最も適切なものはどれか。
「通信業者が保有する高速大容量のIPネットワークを利用し、閉域ネットワークで
IP-VPNを実現するために使われる代表的な技術。パケットにラベルと呼ばれる
へッダ情報を付けて宛先を識別して配送することで、ユーザごとに論理的に分割
されたネットワークを作ることができる。」

 @ PPTP A IPsec B SSL C MPLS D OpenFlow

【正解】 C
@
PPTP(Point-to-Point Tunneling Protocol)はTCP/IP環境において
 VPNを作り出すことで、安全なデータ転送を可能にするためのプロトコルであり、
 PPP(Point-to-Point Protocol)を拡張したトンネリングプロトコルである。
AIPSecはTCP/IP環境において、IPパケットの暗号化や認証などを行う、
 プロトコルであり、セキュリティ対策になる。
B
SSL(Secure Socket Layer)はTCP/IP環境において、データの暗号化を
 行うプロトコルである。
C
MPLS(Multi-Protocol Label Switching)は
 「
ラベル」と呼ばれるへッダ情報をパケットに付加して、
 フォワーディング(転送)する技術である。
D「
OpenFlow」は、ネットワーク機器を一つの制御装置で集中管理し、データ
 転送制御を行なうなど、ネットワークをソフトウェアで制御するための技術である。

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タグ:VPN MPLS
posted by ファーストマクロ at 00:08| Comment(0) | H28技術士二次試験(情報工学)
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