2016年09月30日

平成28年度春期 高度情報処理試験問題 問20

問20
ITサービスマネジメントのプロセスの一つである構成管理を導入することによって
得られるメリットはどれか。

 ア ITリソースに対する、現在の需要の把握と将来の需要の予測ができる。
 イ 緊急事態においても最低限のITサービス基盤を提供することによって、
   事業の継続が可能になる。
 ウ 構成品目の情報を正確に把握することによって、他のプロセスの確実な
   実施を支援できる。
 エ 適正な費用で常に一定した品質でのITサービスが提供されるようになる。



【正解】 ウ
ISO/IEC 20000では、
ITサービスマネジメントプロセスは以下の4つに分類される。
@
サービス提供プロセス
 サービスレベル管理、サービスの報告、サービス継続及び可用性管理、
 サービスの予算業務及び会計業務、容量・能力管理(キャパシティ管理)、
 情報セキュリティ管理
A
関係プロセス
 事業関係管理、供給者管理
B
解決プロセス
 インシデント及びサービス要求管理、 問題管理
C
統合的制御プロセス
  構成管理、変更管理、リリース管理及び展開管理

ITサービスマネジメントの
構成管理は、ITサービスを効率的、効果的に
提供するために必要となるIT資産を正確に維持・管理するプロセスである。

ア キャパシティ管理の導入メリットである。
イ サービス継続及び可用性管理の導入メリットである。
ウ 正しい。
エ サービスレベル管理と予算業務及び会計業務の導入のメリットと
 考えられる。


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posted by ファーストマクロ at 00:07| Comment(0) | H28春高度情報技術者
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