2016年10月15日

エラーのセル以外を計算する


今回のTipsも
配列数式関連です。

@まずは、次のような表を作ってください。
  配列数式

A次にセルC1に 
=B1/A1 と入れます。
B以下
 C2:
=B2/A2
 C3:
=B3/A3
 C4:
=B4/A4
 C5:
=B5/A5
と入力します。
  →C3だけが
#DIV/0! となります。

CセルC6に
=AVERAGE(C1:C5) と入力します。
 ※ =AVERAGE() 関数は平均を求める関数です。
 →またもや #DIV/0! となります。
  配列数式

よくありがちです。

だったら、A列の合計と、B列の合計を求めて
 C6: =B6/A6
 としよう。。。。1.2875?? 増加率
128.75%!!??
 ・・・そうか、3行目の数字は足したくないな。。。

  配列数式

これを
裏ワザで解消しましょう。



@C6のセルに
 
=AVERAGE(IF(NOT(ISERR(C1:C5)),C1:C5))
と入れて
Ctrl + Shift + Enter キーを入力します。
※式が{ }で括られます。

これだけです。


ちなみに、話を複雑にしてしまいますが、
B6のセルに
 =SUM(IF(A1:A5>0,B1:B5))
と入力して
Ctrl + Shift + Enter キーを入力します。

これで、A列が
0より大きい行について、B列の数字が合計され、
平均も正しく求められます。
  配列数式


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〜筆者のHP

posted by ファーストマクロ at 00:48| Comment(0) | EXCEL Tips
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