2016年10月28日

平成28年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−8

V−8
次の記述の、     に入る用語の組合せとして、最も適切なものはどれか。
 ア  によるCPU資源の浪費を避けるため、通常のCPUでは、  イ  を用いて
入出力デバイスの操作の完了を知る仕組みになっている。入出力デバイスの操作が
完了すると、例えば  ウ  を参照し  エ  にジャンプする。

                             
 @ スピンロック  割込み    割込みハンドラ 割込みべクタ
 A スピンロック  ビジーウェイト ロックベクタ   ロックハンドラ
 B スピンロック  ビジーウェイト ロックハンドラ  ロックベクタ
 C ビジーウェイト 割込み    割込みハンドラ 割込みべクタ
 D ビジーウェイト 割込み    割込みべクタ  割込みハンドラ



【正解】 D
スピンロックは、スレッドがロックを得られるまでループして、定期的にロックを
チェックしながら待ち続けることであり、ビジーウェイトの一種である。
ビジーウェイトは、CPUを占有する処理の完了を待つこと。ビジーウェイトによって
CPU資源が使われないのは浪費となる。

割込みハンドラは、割込みを起こした装置の動作を制御するプログラムのこと。
割込みベクタは、割込みを要因を示す識別番号のこと。

入出力デバイスの操作完了まで待つのは、CPU資源の浪費となるため、
通常のCPUは、他の処理を行う。入出力デバイスの操作完了通知は割込みを
用いて行われ、入出力デバイスの操作が完了すると、例えばCPUは割込みベクタを
参照し、割込みハンドラに制御を渡す。

EXCELのマクロのご相談なら ファーストマクロ 



posted by ファーストマクロ at 21:09| Comment(0) | H28技術士一次試験(情報工学)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。