2016年11月07日

平成28年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−17

V−17
ソフトウェアのテストの中で、ホワイトボックステストとして、最も適切なものはどれか。

 @ アドホックテスト
 A 組合せテスト
 B 制御パステスト
 C 同値クラステスト
 D 負荷テスト



【正解】 B
@
アドホックテストは、テスト仕様書等を使わずに、場当たり的にバグが出やすい
 操作を行ってテストすることである。アドホック(adhoc)には「その場限りの」とか
 「暫定的な」という意味がある。
A
組み合わせテストは、多数の入力条件やパラメータの値をいろいろ組み合わ
 せてテストすることである。
 すべての組み合わせでテストするのは大変であるため、直交表を用いてテスト
 する方法とオールペア法 (=ペアワイズ法) の2つがある。
 どちらも、合理的に条件を組み合わせて少ないパターンでバランスよく最適な
 テストが可能である。
B正しい。
制御パステストは、プログラムのすべてのソースコードが実行されるように
 データを与えてテストすることであり、ホワイトボックステストの一つの技法である。
C
同値分割テストは、プログラムの入力を、同じような結果を出力するものに
 クラス分けしてテストすることであり、
同値クラステストは分割された同値クラス内で、
 同じ結果が得られるかをテストすることであり、いずれもブラックボックステストの
 一つの技法である。
 (同値分割テストと同値クラステストを同じとみなす場合もある)
D負荷テストはシステムに大量データや大量アクセスで負荷をかけ、
 システムに支障をきたさないかをテストすることである。

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posted by ファーストマクロ at 23:34| Comment(0) | H28技術士一次試験(情報工学)
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