2016年11月10日

平成28年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−20

V−20
ソフトウェア機能規模の測定ファンクションポイント法 (JIS X 0142:2010, ISO/IEC
20926 IFPUG法) で行う。下表の要件において、ファンクションポイント法の未調整
ファンクションポイントを計算した結果のうち、最も適切な値はどれか。なお、不適切な
機能要素は除外すること。

 ┌──────────────┬─┬───┬────┐
 │     機能要素     │数│難易度│重み係数│
 ┝━━━━━━━━━━━━━━┿━┿━━━┿━━━━┥
 │外部照会          │1│ 普通 │  4 │
 ├──────────────┼─┼───┼────┤
 │外部出力          │2│ 普通 │  5 │
 ├──────────────┼─┼───┼────┤
 │外部入力          │3│ 普通 │  4 │
 ├──────────────┼─┼───┼────┤
 │外部インターフェースファイル│1│ 普通 │  7 │
 ├──────────────┼─┼───┼────┤
 │内部モジュール       │2│ 普通 │  7 │
 ├──────────────┼─┼───┼────┤
 │内部論理ファイル      │2│ 普通 │ 10 │
 └──────────────┴─┴───┴────┘

 @ 33  A 46  B 49  C 53  D 67



【正解】 C
ファンクションポイント法
外部入力、外部出力、外部照合、内部論理ファイル、外部インターフェイスの
5つの型を機能数(ファンクション数)としてカウントし、これらの件数に、
複雑度を勘案して計算する。

従って、ファンクションポイントは
 1×4 + 2×5 + 3×4 + 1×7 + 2×10
=4+10+12+7+20
53


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posted by ファーストマクロ at 20:45| Comment(0) | H28技術士一次試験(情報工学)
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