2016年11月24日

平成28年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−34

V−34
定員60名で毎回参加者が変わる講習会において、無線LANのアクセスポイントを
設置して、受講生が持参する端末に対して接続環境をサービスする。
このアクセスポイントに対して、受講生の端末以外からの接続を防止するために効果が
あるセキュリティ対策に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ アクセスポイントがもつDHCPサーバ機能において、受講生の端末に対して動的に
   割り当てるIPアドレスの範囲を講習会ごとに変更する。
 A アクセスポイントがもつハブ機能を講習会実施中はオフにする。
 B アクセスポイントがもつURLフィルタリング機能において、受講生の端末に対する
   条件を講習会ごとに変更する。
 C アクセスポイントがもつ暗号化機能において、受講生の端末とアクセスポイントとの
  間で事前に共有する鍵を講習会ごとに変更する。
 D アクセスポイントがもつプライバシセパレータ機能において、受講生の端末への
   アクセス制限を講習会ごとに変更する。



【正解】 C
@IPアドレスの範囲を講習会ごとに変更したところで、端末以外からの接続を防止する
 効果はそれほどない。
Aハブ機能をオフにすると、1台しか接続できないため、セキュリティ対策にはなるが、
 定員60名のスムーズな講習会開催は成立しないと考えられる。
BURLフィルタリングは特定のWEBサイトへのアクセスを制限する機能であり、
 受講生の端末以外からの接続を防止する効果は全くない。
C正しい。
D
プライバシセパレータは、無線接続している端末同士の接続を禁止する機能であり、
 受講生同士の接続を禁止するものである。


EXCELのマクロのご相談なら ファーストマクロ 



posted by ファーストマクロ at 21:21| Comment(0) | H28技術士一次試験(情報工学)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。