関数従属を次のように表記するとき、属性 a〜e で構成される関係を第3正規形に
したものはどれか。
〔関数従属〕 | ||
(1) 属性Xの値が与えられると, 属性Yの値を一意に決める ことができる。 |
(2) 属性Xと属性Yの二つの値が 与えられると、属性Zの値を 一意に決めることができる。 |
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〔正規化する関係〕 | ||
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┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┐
ア │a│b│c│d│ │b│d│e│
└─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┘
┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┐ ┌─┬─┬─┐
イ │a│b│c│d│ │b│c│ │b│d│e│
└─┴─┴─┴─┘ └─┴─┘ └─┴─┴─┘
┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┬─┐
ウ │a│b│c│d│ │b│d│c│e│
└─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┘
┌─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┐ ┌─┬─┬─┐
エ │a│b│c│d│ │b│c│ │b│d│e│
└─┴─┴─┴─┘ └─┴─┘ └─┴─┴─┘
関数従属とは、一つの値が決まれば、他の項目の値が
一意に決まる関係のことを言う。
第3正規化は、テーブル内にある主キー以外の項目に従属する
関係(推移従属)を別テーブルに移し、どのテーブルもすべての属性が
主キーに対して完全従属の状態にすること。
〔正規化する関係〕を見ると、以下のことが分かる。
aが決まれば、b、c、dが決まる。
b、dが決まれば eが決まる。
bが決まれば、cが決まる。
従って、エが正解。
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