ソフトウェアの品質特性のうちの保守性に影響するものはどれか。
ア ソフトウェアが、特定の作業に特定の利用条件でどのように利用できるかを
利用者が理解しやすいかどうか。
イ ソフトウェアにある欠陥の診断又は故障原因の追究、及びソフトウェアの
修正箇所を識別しやすいかどうか。
ウ ソフトウェアに潜在する障害の結果として生じる故障が発生しやすいかどうか。
エ ソフトウェアの機能を実行する際に、資源の量及び資源の種類を適切に
使用するかどうか。
ISO/IEC9126には6つのソフトウェアの品質特性が定義されている。
6つの品質特性は以下の通り。
機能性:機能に対するユーザ要求の満足度であり、要求の達成度、障害件数、
インタフェース数、チェック項目クリア率、予防措置項目数などを指標とする。
信頼性:一定条件下における性能維持能力であり、平均故障間隔と平均
修理時間、障害件数当たりのシステム停止率、復旧時間などを指標とする。
使用性:使い勝手の良さであり、理解容易と判断できる機能の割合、
教育時間、運用エラー率などを指標とする。
効率性:ソフトウェアの性能やリソース(CPU、メモリなど)に対する指標であり、
時間効率性(レスポンスがよいか)、資源効率性(CPUやメモリ使用量)などを
指標とする。
保守性:変更のしやすさであり、規模あたりのテスト時間、平均エラー解析時間、
平均エラー修正時間、修正時の障害率などを指標とする。
移植性:異なる環境への移しやすさであり、移植手順数などを指標とする。
ア 使用性に影響する。
イ 正しい。
ウ 信頼性に影響する。
エ 効率性に影響する。
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