2017年06月06日

平成28年度秋期 応用情報技術者試験問題 問76

問76
今年度のA社の販売実績と費用 (固定費、変動費) を表に示す。
来年度、固定費が5%増加し、販売単価が5%低下すると予測
されるとき、今年度と同じ営業利益を確保するためには、最低何台
を販売する必要があるか。

 ┌────┬────────┐
 │販売台数│ 2,500台    │
 ├────┼────────┤
 │販売単価│  200千円   │
 ├────┼────────┤
 │固定費 │150,000千円   │
 ├────┼────────┤
 │変動費 │  100千円/台 │
 └────┴────────┘

 ア 2,575  イ 2,750  ウ 2,778  エ 2,862




【正解】 エ

一見損益分岐点を求める問題に見えるが、営業利益を
求める問題である。

営業利益は以下の式で求める。
営業利益 = 売上高 − 固定費 − 変動費

■今年度
 売上高: 2,500台×200千円 = 500,000千円
 固定費: 150,000千円
 変動費: 2,500台×100千円 = 250,000千円
 営業利益 = 500,000−150,000−250,000 = 100,000千円

■来年度の販売台数を台とすると、
 売上高: 台×190千円 = 190 千円
 固定費: 150 × 1.05 = 157,500千円
 変動費: 台×100千円 = 100 千円
 営業利益 = 190 −157,500−100 千円

今年度と同じ営業利益を確保するためには
以下の方程式を解けばよい。
 190 −157,500−100 = 100,000
 90 = 257,500
 x = 
2,861.1

 従って最低
2、862台を販売する必要がある。

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タグ:営業利益
posted by ファーストマクロ at 20:31| Comment(0) | H28秋応用情報技術者
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