図は、定量発注方式の在庫モデルを表している。
発注 a の直後に資材使用量の予測が変わって、納品 a の直前の
時点における在庫量予測が安全在庫量Sから@で示されるX になるとき、
発注 a 時点での発注量Eに対する適切な変更はどれか。
ここで、発注直後の発注量の変更は可能であり、納品直後の在庫量は
最大在庫量を超えないものとする。
ア E+S−Xを追加発注する。
イ K+S−Xを追加発注する。
ウ K−Xの発注取消を行う。
エ X−Sの発注取消を行う。
数値に当てはめると解きやすい。
安全在庫量Sを10個。
発注点での在庫量Kは50個。
最大在庫量を100個とする。
このとき、発注量Eは90個である。
ここで、問題にあるように安全在庫量Xが35個になったとする。
90個発注すると、在庫が35+90=125個なり、安全在庫量をオーバーしてしまう。
従って、35−10=25個の発注取消を行う。(結局65個の発注である。)
ア 90+10−35=65個の発注であれば、正しい選択肢となる。
イ 50+10−35=25個の追加発注すると、最大在庫量は150個となる。
ウ 50−35=15個の取消しをすると、90−15=75個の発注となり、
最大在庫量は35+75=110個となってしまう。
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