2017年09月06日

平成29年度春期 応用情報技術者試験問題 問6

問6
次の流れ図の処理で、終了時の x に格納されているものはどれか。
ここで、与えられたab は正の整数であり、mod(xy)は xy
割った余りを返す。

 平成29年度春期 応用情報技術者試験問題 問6

 ア ab の最小公倍数
 イ ab の最大公約数
 ウ ab の小さい方に最も近い素数
 エ ab で割った商




【正解】 イ

答えが仮に、最大公倍数になっても、計算が面倒にならないように
a = 8, b = 6 として流れ処理に当てはめてみる。

x = 8, y = 6
--- ループ1回目 ---

t = mod(8,6) = 2
x = 6
y = 2
--- ループ2回目 ---
t = mod(6,2) = 0
x = 2
y = 0
終了

x に格納された数字は2であり、8と6の最大公約数であることが判る。
従って、ab の最大公約数であることが判る。

なお、問題のアルゴリズムは、ユークリッドの互助法と呼ばれる。


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タグ:フロー
posted by ファーストマクロ at 20:06| Comment(0) | H29春応用情報技術者
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