2017年10月15日

平成29年度春期 応用情報技術者試験問題 問45

問45
VPNで使用されるセキュアなプロトコルであるIPsec、L2TP、TLSの、
OSI基本参照モデルにおける相対的な位置関係はどれか。

 OSI基本参照モデル
上位層(アプリケーション層) A    B    C    D
      ↑     ┌───┐┌───┐┌───┐┌───┐
      │     │IPsec ││IPsec ││TLS││TLS│
      │     ├───┤├───┤├───┤├───┤
      │     │ L2TP ││TLS││IPsec ││ L2TP │
      │     ├───┤├───┤├───┤├───┤
      │     │TLS││ L2TP ││ L2TP ││IPsec │
      ↓     └───┘└───┘└───┘└───┘
   下位層(物理層) 

 ア A  イ B  ウ C  エ D



【正解】 ウ

TLS (Transport Layer Security)は、TCP/IPネットワークでデータを
公開鍵暗号方式で暗号化して送受信するプロトコルの一つである。
トランスポート層で機能する。

IPSec (Security Architecture for Internet Protocol) はTCP/IP
環境において、IPパケットの暗号化や認証などを行うプロトコルであり、
セキュリティ対策になる。
IPはネットワーク層のプロトコルであり、IPsecもネットワーク層で機能する。

L2TP (Layer 2 Tunneling Protocol) は、VPNをサポートするために
利用されるトンネリングプロトコルである。
Layer 2、データリンク層で機能する。

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posted by ファーストマクロ at 19:42| Comment(0) | H29春応用情報技術者
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