2017年11月09日

平成29年度春期 応用情報技術者試験問題 問69

問69
他の技法では答えが得られにくい、未来予測のような問題に多く用いられ、
(1)〜(3)の手順に従って行われる予測技法はどれか。

(1) 複数の専門家を回答者として選定する。
(2) 質問に対する回答結果を集約してフィードバックし、再度質問を行う。
(3) 回答結果を統計的に処理し、分布とともに回答結果を示す。

 ア クロスセクション法
 イ シナリオライティング法
 ウ 親和図法
 エ デルファイ法



【正解】 エ

ア 
クロスセクション法は、過去のよく似た事例を分析することで、
 将来の予測を行う手法のこと。
 時間とともに変化する現象を、ある時点で横断的に切ってデータを
 分析する。
イ 
シナリオライティング法は、現在の状況を元にして、将来発生し
 得る環境の変化等について、いくつかのシナリオをまとめる技法のこと。
ウ 
親和図法は、言語データを親和性によって分類してグループにまとめ、
 体系的に整理していく方法である。
 KJ法 (川喜多二郎法) とも呼ばれる。
エ 正しい。
デルファイ法は、現在の動向から未来を予測したり、
 システム分析に使用したりする手法であり、専門的知識や経験を
 有する複数の人にアンケート調査を行い、その結果を互いに参照
 した上で調査を繰り返して、集団としての意見を収束させる
 予測技法である。

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posted by ファーストマクロ at 20:58| Comment(0) | H29春応用情報技術者
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