2018年02月10日

平成29年度秋期 応用情報技術者試験問題 問80

問80
ソフトウェアやデータに瑕疵がある場合に、製造物
責任法の対象となるものはどれか。  

 ア ROM化したソフトウェアを内蔵した組込み機器  
 イ アプリケーションソフトウェアパッケージ  
 ウ 利用者がPCにインストールしたOS  
 エ 利用者によってネットワークからダウンロード
   されたデータ


【正解】 ア

製造物責任法 (PL法) は、
製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における
 製造業者等の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図り、
 もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的

とした法律である。

第二条に「
この法律において「製造物」とは、製造又は加工された動産をいう。
と記載の通り、ソフトウェアやOS、データ等は、製造又は加工された動産には
あたらない。

ア 正しい。組込み機器は動産であるため、ROM化したソフトウェアを
 内蔵した組込み機器は製造物責任法の対象となる。
イ ソフトウェアパッケージは対象外である。
ウ OSは対象外である。
エ データは対象外である。

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posted by ファーストマクロ at 08:09| Comment(0) | H29秋応用情報技術者
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