2018年02月25日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−7

V−7
C言語を用いて実験データ処理用のプログラムを作成する。
いま、double型変数 a、b に2つの測定データが格納されて
いる。a、b の値はともに有効桁数が7桁あり、それぞれ次の
範囲内にあることがわかっている。
 3 < a < 3.0001  2.9999 < b < 3
次の演算を行ったときに、もとのa、b と比べて演算結果の
有効桁数が最も失われるものはどれか。

 @ a + b
 A a - b
 B a * b
 C a / b
 D sqrt (a * a + b * b)



【正解】 A

例えば a = 3.000001、 b = 2.999999 として計算すると

@ a + b = 6.000000
A a - b =
0.000002
B a * b = 8.999999
C a / b = 1.000001
D sqrt (a * a + b * b) = 4.242641

A以外は有効桁数が7桁のままであるが、
Aは有効桁が1桁となる。
このように有効桁数が極端に失われることを
桁落ちという。

EXCELのマクロのご相談なら  ファーストマクロ  

タグ:有効桁数
posted by ファーストマクロ at 00:21| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。