2018年02月27日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−9

V−9
オペレーティングシステムやコンピュータの仮想化に関する
次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ 12コアで24Gバイトのメインメモリのコンピュータ
   を用いて、2コアと2Gバイトのメインメモリを有する
   仮想システムは6台までしか動作させることはできない。
 A Linuxオペレーティングシステムにおいて、あるプロ
   セスから別のプロセスにCPUの割り当てを切り替え
   るためには、周辺装置からCPUへの割り込みが必要
   である。
 B Linuxオペレーティングシステムにおいて、スレッド
   とは複数のプロセスにまたがって実行させるプログラム
   の流れのことである。
 C Linuxオペレーティングシステムにおいて、プロセスが
   仮想メモリへアクセスし、そのアクセス先が物理メモリ
   上に存在しない場合、割り込みが発生する。
 D ライブマイグレーションとは稼働中の仮想マシンを
   停止させることなく、仮想マシンにハードウェアを
   増設することである。



【正解】 C

@12コア÷2コアで6台までという発想の問題と考えられるが、
 特に制限はない。 ただし仮想システムの台数が多いほど性能は下がる。
A周辺装置からCPUへの割り込みを必要とせずとも、CPUの割り当てが
 可能な場合もあり、むしろその方が多い。
B
スレッドは、1つのプロセスをCPUが処理できる最小の処理単位に分割
 したものである。
C正しい。
D
ライブマイグレーションは、仮想サーバで稼働しているOSやソフトウェアを
 停止することなく、他の物理サーバへ移し替える技術である。

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タグ:仮想化
posted by ファーストマクロ at 20:53| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)
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