2018年03月09日

平成29年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−19

V−19
ソフトウェア見積りに関する次の記述のうち、最も不適切な
ものはどれか。

 @ COCOMOU法は、ソフトウェアの予想される規模を基に、
   開発に必要な工数を見積るものである。規模データは
   行数もファンクションポイント (FP) も使用できる。
 A FP試算法は、外部入力及び外部出力のソフトウェアの
   機能要素に着目して規模をFPで見積るものである。
 B IFPUG法は、外部入力、外部出力、内部論理ファイル、
   外部インターフェースファイル、外部照会のソフト
   ウェアの機能要素に着目して規模をFPで見積るもの
   である。
 C 標準タスク法は、全工程を標準タスク (作業の種類と
   その単位工数) に分解して工数を積算するものである。
 D 類推法は、過去の類似プロジェクトの実績を基に工数を
   見積るものである。過去の実績のプロジェクトでの
   制約や技法が明らかでないと適用しづらい。



【正解】 A

A不適切である。
 FP試算法は、
内部論理ファイル (ILF)外部インターフェイス (EIF) から
 試算する。
B
IFPUG法は、機能をデータファンクショントランザクションファンクションで識別し、
データファンクションは、
内部論理ファイル (ILF) と 外部インターフェース (EIF)
トランザクションファンクションは、
外部入力 (EI) 外部出力 (EO)
外部照合 (EQ) に分けて、機能を計測する。

【類題】
H19 W-23

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posted by ファーストマクロ at 20:23| Comment(0) | H29技術士一次試験(情報工学)
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