システムの仕様化、分析、設計、妥当性確認や検証に利用するために
策定されたモデリング言語としてSysMLがある。SysMLとその活用に関する
次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
@ SysMLのブロック図のブロックは、UMLのクラス図のクラスと異なり、
利用者独自の区画を設けることができる。
A システム上に現れる構成要素や値の間の制約を表すために
パラメトリック図がある。計算式を使って複数の要素間の制約を求める
制約プロパティを表現し、システムの構成要素が満たすべき制約を
表すことができる。
B SysMLは、機械/電気/制御/ソフトといった分野を横断するシステムズ
エンジニアリングにおいて、モデルを統合する際に使われる。
C SysMLモデルを用いてシステムズエンジニアリングを進める方法は、
MBD (モデルベースデザイン) と呼ばれる。
D SysMLの言語仕様は、UMLの言語仕様をそのまま用いた部分、
UMLの言語仕様の一部を再利用した部分、及び、SysMLのために
新たに拡張した部分から構成される。
@正しい。
A正しい。
B正しい。
CSysMLモデルを用いてシステムズエンジニアリングを進める方法は、
モデルベース開発 (Model Based Development) あるいは、
MBSE (Model Based Systems Engineering) と呼ばれる。
DUMLの言語仕様をそのまま用いた部分:
ユースケース図、パッケージ図、シーケンス図、ステートマシン図
UMLの言語仕様の一部を再利用した部分:
アクティビティ図、ブロック定義図、内部ブロック図
新たに拡張した部分:
要件図、パラメトリック図
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