2018年04月04日

平成29年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−4

T−4
マルチコアプロセッサに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

 @ 1つの命令で複数の演算を並列に実行できる点が最大の特徴である。
 A 2つのプロセッサコアからなる場合は、デュアルコアプロセッサという。
 B 複数のプロセッサコアを1つのパッケージに集積したマイクロプロセッサをいう。
 C マルチコアで用いられる処理方式にはSMP (Symmetric Multi-processing) 方式と
   AMP (Asymmetric Multi-processing) 方式がある。
 D ソフトウェアから見ると、マルチプロセッサと同じように利用できる。




【正解】 @

@複数のプロセッサを並列に動作させることである。
 マルチコアプロセッサは、異なる処理を互いに独立して実行する。
 ちなみに、1つの命令で複数の
データに対して同じ処理を並列に行うのは、
 
SIMD (Single Instruction/Multiple Data) である。
A正しい。
B正しい。
C
SMP (対称型マルチプロセッシング) は、複数のCPUで1つのメモリを
 共有し、処理を均一に分散させ、並列処理を行う方式のことである。
 
AMP (非対称型マルチプロセッシング) は、機能が異なるプロセッサを
 配置し、メモリを共有しない非対称な方式のこと。
 
ASMPとも言う。
D正しい。

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タグ:プロセッサ
posted by ファーストマクロ at 14:16| Comment(0) | H29技術士二次試験(情報工学)
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