ファンクションポイントの計測法 (JIS X 0142:2010) に関する次の記述の
うち、最も不適切なものはどれか。
@ ファンクションを識別する際の内部論理ファイル (Internal
Logical File、ILF) には、アプリケーション内で保守されるアプリケーションの
セキュリティ又はパスワードデータ、パラメータデータ、整列用ファイルなどが
含まれるべきである。
A データファンクションを識別する際の外部インタフェースファイル (External
Interface File、EIF) には、他のアプリケーションから抽出されたり、読み取ら
れたりするアプリケーションデータ、そのアプリケーションの外で保守されるへルプ
データ・エラーファイル及びその記述などが含まれるべきである。
B データファンクションの複雑度は、内部論理ファイル (ILF) と外部
インタフェースファイル (EIF) におけるデータ項目数とレコード種類数の
マトリックスによって低、中、高が割り当てられる。
C トランザクションファンクションを識別する際の外部入力 (External Input、
EI) の処理ロジックには、数式処理又は計算、データ又は制御情報の検索、
ILFの保守などが含まれるべきである。
D トランザクションファンクションを識別する際の外部照会 (External Inquiry、
EQ) の処理ロジックは、アプリケーションの振舞いを変更しない、数式処理
あるいは計算を含まない、導出データを生成しない。
データファンクションは内部論理ファイルと外部インターフェースファイルがある。
トランザクションファンクションは、外部入力、外部出力、外部照会がある。
@内部論理ファイルは、IS X 0142:2010 の 2.53 に記載がある。
パラメータデータは引数のことであり、外部入力に含まれる。
A外部インタフェースファイルは、2.15 に記載がある。
Bデータ項目数はDET (Data Element Type)、
レコード種類数はRET (Record Element Type) の日本語訳である。
CJIS X 0142:2010 の 2.19 に記載があるが、数式処理又は計算までには
言及していない。
DJIS X 0142:2010 の 2.18 に記載がある。
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