世界標準のシステムズエンジニアリング・ライフサイクル・プロセス
(ISO/IEC/IEEE 15288) と、それに準拠したシステム・アーキテクチャ
記述標準 (ISO/IEC/IEEE 42010) に従うと、発注者等から入手した
情報をもとに、システム設計者はコンテキスト分析を行う。
これにより、コンサーン (concern) が明らかになり、その後検討する
システム・アーキテクチャに重要な影響を及ぼす。
次のうち、この理由として最も適切なものはどれか。
@ 明らかになったコンサーンにより、システム・アーキテクチャを
表現するview群と、その際の構造や表現変換方法などの
viewpoint群が特定されるから。
A 開発コストと運用コストの比率が特定できるから。
B コンテキスト図 (Context Diagram) の精度を左右するから。
C システム検証 (Verification) と妥当性確認 (Validation) の
項目上で必ず表現されるから。
D ユースケース図を作成する際の、アクターのロールに展開されるから。
世界標準のシステムズエンジニアリング・ライフサイクル・プロセスを元に
システムライフサイクルプロセスとして、JIS X 0170 が作成されている。
@正しい。ISO/IEC/IEEE 42010:2011に
「Conceptual model of an architecture description」
(アーキテクチャ記述の概念モデル )として、図が記載されている。
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