2018年04月14日

平成29年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−14

T−14
世界標準のシステムズエンジニアリング・ライフサイクル・プロセス
(ISO/IEC/IEEE 15288) と、それに準拠したシステム・アーキテクチャ
記述標準 (ISO/IEC/IEEE 42010) に従うと、発注者等から入手した
情報をもとに、システム設計者はコンテキスト分析を行う。
これにより、コンサーン (concern) が明らかになり、その後検討する
システム・アーキテクチャに重要な影響を及ぼす。
次のうち、この理由として最も適切なものはどれか。

 @ 明らかになったコンサーンにより、システム・アーキテクチャを
   表現するview群と、その際の構造や表現変換方法などの
   viewpoint群が特定されるから。
 A 開発コストと運用コストの比率が特定できるから。
 B コンテキスト図 (Context Diagram) の精度を左右するから。
 C システム検証 (Verification) と妥当性確認 (Validation) の
   項目上で必ず表現されるから。
 D ユースケース図を作成する際の、アクターのロールに展開されるから。



【正解】 @

世界標準のシステムズエンジニアリング・ライフサイクル・プロセスを元に
システムライフサイクルプロセスとして、JIS X 0170 が作成されている。

@正しい。ISO/IEC/IEEE 42010:2011に
Conceptual model of an architecture description
アーキテクチャ記述の概念モデル)として、図が記載されている。


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posted by ファーストマクロ at 09:10| Comment(0) | H29技術士二次試験(情報工学)
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