2018年04月19日

平成29年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−19

T−19
次のうち、サブギガ帯 (920MHz帯など) を使用し、300ビット/秒〜
50Kビット/秒での利用が可能な、IoT向け特定小電力無線の
通信技術として最も適切なものはどれか。

 @ BLE (Bluetooth Low Energy)
 A LoRa
 B NB-IoT
 C SIGFOX
 D WiMAX




【正解】 A

消費電力を低く抑え、遠距離通信が可能なIoT向け特定小電力無線の
通信技術は、
LPWA (Low Power Wide Area) という。

@BLEは、Bluetoothの省電力規格であり、特定小電力無線の
 通信技術ではない。
 到達距離も実質は5m程度で比較的近距離である。
A正しい。
LoRaは、サブギガ帯 (920MHz帯など) を使用し、
 300ビット/秒 〜 50kビット/秒である。
 最大到達距離は15km程度。
B
NB-IoT (Narrow Band IoT) は、180kHzを使用する。
 最大通信速度は100kビット/秒である。
C
SIGFOXは、サブギガ帯 (920MHz帯など) を使用し、
 上り100ビット/秒、下り600ビット/秒である。
 最大到達距離は30km〜50km程度
D
WiMAXは、無線通信規格の一つである。
 通信速度は数十Mビット/秒以上ある。


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posted by ファーストマクロ at 21:19| Comment(0) | H29技術士二次試験(情報工学)
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