2018年04月20日

平成29年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−20

T−20
仮想化技術が商用データセンタのネットワークに与える影響又はその対策に
関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

 @ 単一のレイヤ2ネットワークに収容される仮想サーバの数が増加し、
   レイヤ2スイッチのMACアドレステーブルサイズが不足する可能性がある。
 A 単一のレイヤ2ネットワークに収容される仮想NICの数が増加し、
   レイヤ2スイッチのMACアドレステーブルサイズが不足する可能性がある。
 B テナント (データセンタの契約者) 数やサーバ台数が増加し、タグVLAN
   (IEEE802.1Q) のIDが不足する可能性がある。
 C 大規模なレイヤ2ネットワークにおいて、用途別に異なるVLANにサーバを
   収容し、フラッディングの範囲を限定することが可能である。
 D 大規模なレイヤ2ネットワークにおいて、STP (Spanning Tree Protocol) を
   適用し、複数の経路を同時に利用することが可能である。




【正解】 D

D
STPは、レイヤー2ネットワーク内で、ループとなってデータが永遠に
流れ続けないようにするためのプロトコルである。
複数の経路を作るが、同時に利用することはできない。
ツリーというだけあって、木構造に構成する。


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タグ:仮想化
posted by ファーストマクロ at 08:39| Comment(0) | H29技術士二次試験(情報工学)
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