2018年05月07日

平成30年度春期 応用情報技術者試験問題 問17

問17
三つのタスクA〜Cの優先度と各タスクを単独で実行
した場合のCPUと入出力 (I/O) 装置の動作順序と
処理時間は、表のとおりである。優先順位方式のタスク
スケジューリングを行うOSの下で、 三つのタスクが
同時に実行可能状態になってから、タスクCが終了する
までに、タスクCが実行可能状態にある時間は延べ
何ミリ秒か。ここで、I/Oは競合せず、OSのオーバ
ヘッドは考慮しないものとする。また、表中の () 内の
数字は処理時間を示すものとする。

 ┌───┬───┬───────────────────┐
 │タスク│優先度│単独実行時の動作順序と処理時間(ミリ秒)│
 ├───┼───┼───────────────────┤
 │ A │ 高 │ CPU(2)→I/O(6)→CPU(4) │
 ├───┼───┼───────────────────┤
 │ B │ 中 │ CPU(2)→I/O(4)→CPU(2) │
 ├───┼───┼───────────────────┤
 │ C │ 低 │ CPU(2)→I/O(2)→CPU(3) │
 └───┴───┴───────────────────┘

 ア 6  イ 8  ウ 10  エ 12



【正解】 ウ

:タスクAのCPU処理
:タスクBのCPU処理
:タスクCのCPU処理
:タスクAのI/O処理
:タスクBのI/O処理
:タスクCのI/O処理
×:タスクCの実行可能時間

と表記すると、処理状況は以下の通りである。

  時間 :1234567891011121314151617
タスクA:
■■◆◆◆◆◆◆■■■■
タスクB:  
■■◆◆◆◆    ■■
タスクC:××××
■■◆◆××××××■■■

処理は17秒後に終わり、
タスクCが実行可能状態にある時間は、延べ
10秒である。

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タグ:タスク
posted by ファーストマクロ at 08:38| Comment(0) | H30春応用情報技術者
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