2018年07月21日

平成30年度春期 基本情報技術者試験問題 問11

問11
キャッシュメモリに関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア キャッシュメモリにヒットしない場合に割込みが
   生じ、プログラムによって主記憶からキャッシュ
   メモリにデータが転送される。
 イ キャッシュメモリは、実記憶と仮装記憶のメモリ
   容量の差を埋めるために採用される。
 ウ データ書込み命令を実行したときに、キャッシュ
   メモリと主記憶の両方を書き換える方式と、
   キャッシュメモリだけを書き換えておき、主記憶の
   書換えはキャッシュメモリから当該データが追い
   出されるときに行う方式とがある。
 エ 半導体メモリのアクセス速度の向上が著しいので、
   キャッシュメモリの必要性は減っている。



【正解】 ウ

ア キャッシュメモリにヒットしない場合でも割込みは発生しないし、
 プログラムが制御することもない。
イ 
ディスクキャッシュに関する記述である。
 
キャッシュメモリは、CPUと主記憶装置の速度の差を埋めるために採用される。
ウ 正しい。キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える方式は
ライトスルー方式
 キャッシュメモリだけを書き換えておき、主記憶の書換えはキャッシュメモリから当該データが追い
 出されるときに行う方式を
ライトバック方式という。
エ 半導体メモリのアクセス速度の向上が著しいが、
 CPUの性能向上も著しく、キャッシュメモリの必要性は減っているとは言い切れない。

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posted by ファーストマクロ at 07:39| Comment(0) | H30春基本情報技術者
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