2018年08月25日

平成30年度春期 基本情報技術者試験問題 問45

問45
生体認証システムを導入するときに考慮すべき
点として、最も適切なものはどれか。

 ア 本人のディジタル証明書を、信頼できる第三者
   機関に発行してもらう。
 イ 本人を誤って拒否する確率と他人を誤って許可
   する確率の双方を勘案して装置を調整する。
 ウ マルウェア定義ファイルの更新が頻繁な製品を
   利用することによって、本人を誤って拒否する
   確率の低下を防ぐ。
 エ 容易に推測できないような知識量と本人が覚え
   られる知識量とのバランスが、認証に必要な
   知識量の設定として重要となる。



【正解】 イ

ア 生体認証システムに本人のディジタル証明書は必要ない。
イ 正しい。ちなみに、
 本人を誤って拒否する確率を
FRR (False Rejection Rate = 本人拒否率)、
 他人を誤って許可する確率を
FAR (False Acceptance Rate = 他人受入率)
 という。
ウ マルウェア定義ファイルを頻繁に更新することは
 コンピュータウイルスに感染する確率を下げることにつながるが、
 生体認証システムを導入するときに考慮すべきことではない。
エ パスワード設定時に考慮すべき点である。

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タグ:生体認証
posted by ファーストマクロ at 09:32| Comment(0) | H30春基本情報技術者
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