2018年09月25日

平成30年度春期 基本情報技術者試験問題 問75

問75
ABC分析手法の説明はどれか。

 ア 地域を格子状の複数の区画に分け、様々な
   データ (人口、購買力など) に基づいて、より
   細かに地域分析をする。
 イ 何回も同じパネリスト (回答者) に反復調査
   する。そのデータで地域の傾向や購入層の
   変化を把握する。
 ウ 販売金額、粗利益金額などが高い商品から
   順番に並べ、その累計比率によって商品を幾つ
   かの階層に分け、高い階層に属する商品の
   販売量の拡大を図る。
 エ 複数の調査データを要因ごとに区分し、集計
   することによって、販売力の分析や同一商品の
   購入状況などを分析する。



【正解】 ウ

ア 地域をメインとしたセグメント分析や、地域メッシュ統計の説明と考えられる。
イ 
デルファイ法の適用例と考えられる。
 
デルファイ法は、現在の動向から未来を予測したり、システム分析に使用したり
 する手法であり、専門的知識や経験を有する複数の人にアンケート調査を行い、
 その結果を互いに参照した上で調査を繰り返して、集団としての意見を収束させる
 予測技法である。
ウ 正しい。
エ クラスタ分析の適用例と考えられる。
 
クラスタ分析は、様々な性質が混在している集合の中から、似たもの同士を
 グルーピングする分析手法である。

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タグ:ABC分析
posted by ファーストマクロ at 00:07| Comment(0) | H30春基本情報技術者
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