2018年10月02日

平成30年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−2

T−2
次のうち、「不安定な整列 (ソート) アルゴリズム」として最も適切なものは
どれか。ここで不安定とは等しい要素同士の出現順序を保つ保証がない
ことをいう。

 @ 基数ソート  A 計数ソート  B 選択ソート
 C 挿入ソート  D マージソート



【正解】 B

不安定ソートは、例えば会員番号順に並んでいる顧客
01:300円
02:400円
03:300円
04:100円
を、顧客の商品購入額の低い順にソートするような場合、

04:100円
03:300円
01:300円

02:400円
のように同じ金額の場合に、ソート前の
順序を保つ保証がないソート方法である。

安定したソートの場合、
04:100円
01:300円
03:300円
02:400円
のように、同じ金額の場合に、ソート前の順序を保つことを保証できる。


@ 
基数ソートは、一の位など下位の桁から順にソートしていき、最後に最上位の桁で
 ソートして、全体として整列する手法である。
 安定ソートである・
A 
計数ソートは、データの取り得る全ての容器を順番通りに並べて置き、
 値を対象の容器に移し、その後、容器から順に値を取り出して整列する手法である。
 データが取り得る値が判らない時はこのソート方法は使えない。バケツソートとも呼ばれる。
 安定ソートである。
B 正しい。
選択ソートは、データの中から最小値(最大値)を探し、配列の左端からと
 交換しながら、整列する手法である。
 上記の例では、まず、会員番号01と04が入れ替わり、
 04:100円
 02:400円
 03:300円
 01:300円
 次に、会員番号02と03が入れ替わり、
 04:100円
 03:300円
 02:400円
 01:300円
 最後に、会員番号02と01が入れ替わる。
 04:100円
 03:300円
 01:300円
 02:400円
 結果、会員番号03と01の順序が保てなくなっている。
C 
挿入ソートは、最初の2つの要素を比較して、整列し
 3番目以降は、整列された範囲の中の適切な位置に挿入していく手法である。
 安定ソートである。
D 
マージソートは、隣り合う配列ごとにソートとマージ (併合) を
 繰り返すソート方法である。
 例えば、61734825は、以下の順に整列される。
 16 37 48 25 ⇒
 1367 2458 ⇒
 12345768
 安定ソートである。

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タグ:ソート
posted by ファーストマクロ at 20:21| Comment(0) | H30技術士二次試験(情報工学)
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