2018年10月04日

平成30年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−4

T−4
JITコンパイラ (実行時コンパイラ、若しくは動的コンパイラ) に関する次の
記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ JITコンパイラを備える処理系は、備えないものと比べてプログラム
   サイズが小さい。
 A JITコンパイラを用いると平均実行速度がインタプリタより遅くなる。
 B アプリケーションのコードを書く際はJITコンパイラを意識しなければならない。
 C 実行時コンパイルの対象部分のコードは実行されるたびにコンパイルされる。
 D 実行時にコンパイルするため、処理時間のオーバーヘッドが生じる。



【正解】 D

JIT (Just-In-Time compiler) コンパイラは、プログラムの実行時に
ソースコードや中間コードから機械語への変換を行い、実行速度の
向上を図るコンパイラのことである。

@ JITコンパイラを備える処理系は、備えないものと比べてプログラムサイズが大きい。
A JITコンパイラを用いると平均実行速度がインタプリタより速くなる。
B アプリケーションのコードを書く際はJITコンパイラを意識する必要はない。
C 実行頻度の高い部分だけをコンパイルすることができる。
D 正しい。

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タグ:コンパイラ
posted by ファーストマクロ at 00:36| Comment(0) | H30技術士二次試験(情報工学)
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