2018年10月07日

平成30年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−7

T−7
ソフトウェア要求仕様書 (以下、要求仕様書という) の記述のガイドラインとして
の IEEE Std 830−1998で示される品質特性がある。その中で、「変更
容易性 (Modifiable)」 を確保する方法に関する次の記述のうち、最も適切な
ものはどれか。  

 @ どうやって作るか (How) を明確にし、要求の変化への対応を容易にする。
 A 機能の抜け漏れがないように、必要な要求をすべて要求仕様書に記述する。
 B 制約条件全てを満たす状況が存在するか否かを確認する。
 C 要求が互いに依存しないように、各要求を独立・分離して表現する。
 D 要求仕様書で利用する用語は、用語集を作成することで、その使い方に
   一貫性を持たせる。



【正解】 C

IEEE Std 830-1998 に挙げられている仕様の品質基準として以下のものがある。

正当性:内容に自己矛盾がなく、もれなくすべてが記述されていること。 
  また、満たすべきでない内容が要求仕様に含まれていないこと。
非曖昧性:曖味なところがなく、内容が一意に定まること。
完全性:以下の3つを全て含むこと。
 ・全ての必要な要求が含まれている。
 ・全ての入力データと状態に対する応答の定義が含まれている。
 ・用語と図表の説明が含まれている。
一貫性:仕様書に含まれる要求間で矛盾がないこと。
ランク付け:要求が重要性や安定性に関して順位付けされていること。
検証容易性 (検証可能性):全ての要求に対して、有限コストで検証
  可能であること。
修正容易性 (変更容易性):容易かつ完全かつ一貫性を保って要求仕様書を修正
 できること。
追跡性:要求の根拠が明確で、開発工程全体で参照できること。

@ 追跡性を確保する方法に関する記述である。
A 完全性を確保する方法に関する記述である。
B 一貫性を確保する方法に関する記述である。
C 正しい。
D 非曖昧性を確保する方法に関する記述である。

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タグ:品質特性
posted by ファーストマクロ at 00:08| Comment(0) | H30技術士二次試験(情報工学)
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