2018年10月12日

平成30年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−12

T−12
統計で用いる測定データの尺度に関する次の記述のうち、最も適切なものは
どれか。

 @ 間隔尺度では、測定値の原点が定まっており、加減乗除が意味を持つ。
 A 順序尺度では、測定値を数値化しても測定値間で演算を施すことはできない。
 B 名義尺度及び順序尺度は量的データであり、連続変量となる。
 C 名義尺度では、測定値の大小関係にしたがって数値を設定する。
 D 比率尺度 (比例尺度) では、測定値の原点が任意であるため、加減算のみ
   意味を持つ。



【正解】 A

@ 
比率尺度に関する記述である。
 比率尺度には、年齢や長さ、時間など、多くの種類がある。
A 正しい。
順序尺度は、大小関係があるが、差や比に意味を持たない尺度である。
 1:よい、2、3、4、5:悪い などの段階評価や、震度などがその例である。
B 
間隔尺度に関する記述である。
 間隔尺度は、測定値の原点は決まっておらず、加減算に意味がある尺度である。
 温度などがその例である。
C 名義尺度は、区別するための尺度であり、受験番号や、色の名前などがその例である。
D 比率尺度は、加減乗除が意味を持つ。
 50歳の人は10歳の人の5倍生きているなどということができる。

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posted by ファーストマクロ at 01:05| Comment(0) | H30技術士二次試験(情報工学)
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