2018年10月19日

平成30年度 技術士第二次試験問題 情報工学部門 T−19

T−19
IEEE802.11方式の無線LAN (Local Area Network) のセキュリティに
関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 @ SSID (Service Set Identifier) というパスワードをユーザごとにあらか
   じめ設定登録することで、登録されたパスワードと異なる値を設定された
   端末からのアクセスを拒否できる。
 A WPA2 (Wi-Fi Protected Access 2) は共通鍵暗号方式であるAES
   (Advanced Encryption Standard) を採用している。
 B 端末固有のMAC (Media Access Control) アドレスを利用して、
   アクセスを制限する方式をMACアドレススプーフィングと呼ぶ。
 C 通信フレームを暗号化するWEP (Wired Equivalent Privacy) では、
   暗号処理の負荷が軽いブロック暗号のDES (Data Encryption Standard)
   が用いられる。
 D 無線LANのアクセスポイントで動的にSSIDを変更する機能をステルス
   機能と呼ぶ。



【正解】 A

@ 
SSID (Service Set Identifier) は、無線LANのアクセスポイントの識別名の
 ことである。
A 正しい。
WPA2 (Wi-Fi Protected Access 2) は、Wi-Fiアライアンスが認定した
 無線LANの暗号化方式の規格である。
B 
MACアドレススプーフィングは、MACアドレスを偽装することである。
 スプーフィングには「
騙す」という意味がある。
C 
WEP (Wired Equivalent Privacy) は、初期の無線LANの暗号化規格である。
 RC4 (Ron's Code 4 = 無線LANにおける共通鍵暗号方式の一つ) が採用されていた。
D 
ステルス機能は、アクセスポイントが発信する電波にSSIDをを含めないように
 する機能である。

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posted by ファーストマクロ at 00:10| Comment(0) | H30技術士二次試験(情報工学)
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