2018年11月06日

平成30年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−16

V−16
あるソフトウェアにおける次のバグ管理図で、予定どおりにテストが進んでいない
場合、テスト消化の実績はAかBのどちらかになり、検出累積バグ数の実績は
CかDのどちらかになることがある。ここで、時刻 x におけるテスト消化の実績と
検出累積バグ数の実績がBとDの組合せとなった場合の状況を表す説明と
して、最も適切な説明はどれか。

 平成30年度 技術士第一次試験問題 情報工学部門 V−16

 @ ソフトウェアの品質が予想より悪く、コードレビューなどの措置が必要である。
 A ソフトウェアの品質が良いと判断できるので、このままテストを進めていけばよい。
 B テスト消化に特に問題はないので、このままテストを進めていけばよい。
 C テストの進歩が遅れているので、早急にテストの見直し等の対策が必要である。
 D テストのバグ検出能力が高いと判断できれば、このままテストを進めてよい。

【類題】
H24 W-35



【正解】 D

テスト消化の予定がBになるということはテストの消化が早いということであり、
十分にテストしていないか、ソフトウェアの品質が良いかのいずれかである。
一方、
検出される累積バグの予測件数がDになるということは、
テストの進捗が悪いか、ソフトウェアの品質が良いかのいずれかである。

@ ソフトウェアの品質が予想より悪いと断定できない。
A 断定はできない。あくまでもテストの検出能力が高いことが前提である。
B テストの検出能力を疑う必要がある。
C テストの進歩は進んでいると解釈できる。
D 正しい。テストのバグ検出能力が高いと判断できれば、このままテストを進めていけば
 よいし、テストのバグ検出能力が低い場合は、テストの見直し等の対策が必要である。

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タグ:累積バグ
posted by ファーストマクロ at 00:03| Comment(0) | H30技術士一次試験(情報工学)
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